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テーマ:お笑いLIVE!(61)
カテゴリ:お笑いライブ
前項からの続き。
歌舞伎町は混んでるので、一旦、靖国通りを越える。 ケンタッキー、和風カツサンドセット。 休憩。 深夜0時過ぎ、再び、歌舞伎町へ。 「マキタ学級大文化祭」第2部。 FACEは1部のみで、2部は、LOFTとロフトプラスワンの2会場。 まず、LOFTへ。 2部開演、マキタスポーツが登場したのはこちらだった。14時過ぎから客の前に出ずっぱりで、もう、そうとう疲労困憊なはずだ。異常なテンション。「プロの観客ってどういうのか知ってるか!? ひとことで言えば、ひとりで踊れるやつだよ!」 マキタの紹介で、遠藤賢司の登場。エンケン&アイラブユーというバンド、ベース、曽我部恵一BANDの大塚謙一郎、ドラム、元くるりの森信行という豪華布陣。ハイボルテージ、激しく、圧倒的な30分。MCで、はっぴいえんどについて語る場面もあった。 前のほうで盛りあがっていたのはヘブリスギョン岩月だった。場内後方には、居島一平と殿方充のすがた。エンケンが終わると、岩月はふたりに駆け寄り、興奮した調子でなにやらしゃべっていた。 続けて、マーガレットズロースも観る。このバンドは「寿町フリーコンサート」で観たことがあるが、今日はもっとやわらかい、おっとりした印象に思えた。 ロフトプラスワンへ移動。 その前に、小腹が空いたので、ファミリーマートでからあげ串。 ロフトプラスワン。 超満員で入場制限だと。入場待ちで階段に並ぶ。 それでも、ぎりぎりまで客を入れてたのだけれど、直前で切られてしまう。からあげ串なんか食べてる場合じゃなかった。 エレキコミック・やついいちろうのDJが始まる。電気グルーヴ「N.O.」が聴こえる。ここで音を聴いてるだけでもいいかと思ったが、とびらを閉められてしまう。ひどい。 ここからは、お客が出ていったぶんだけ入れるという。LOFTに戻ってもいいが、しかし、観たいのはこちらのほうだ。やついのDJが終われば少しは客が入れ替わるだろうから、それまでの辛抱かと観念。ガラスのとびらの向こう、エレベーターで、ダイノジのふたりが入っていくのが見える。 30分ほど待ったか。ようやく入れたのは、DJが終わる少し前。 超満員で奥には進めず、入り口付近の椅子に座ってモニターを観るかたち。trf「EZ DO DANCE」をかけて、やついが客をあおっている。かなり盛りあがっている雰囲気。 とりあえず、観たいのはこのあとのコーナーなので安心する。 DJが終わって、「お笑いSTAGE」。 司会というか、仕切り役はマキタスポーツが務める。 トップは、はなわ。このイベントの色からは、一見、遠いひとに思えるが。しかも、FACEではなく、ロフトプラスワンだなんて。「ひさびさに弟に会いました」とはなわ。血液型ブームに乗っかって、「B型ロックンロール」を披露。なんというか、やっぱりこの場にそぐわないような、あいかわらずのはなわ。 ここでマキタ、あまりの混雑に、椅子をなくしてオールスタンディングにさせる。これは見事な判断だ。おかげで、ようやく奥へ入れた。階段で並んでいたお客も、これで一気に入場できたんじゃないか。 さらに、車椅子のお客を見つけて、前に出してあげるように指示するマキタ。そのお客も、大きな声で「ありがとうございます!」と応える、じつに気持ちの良いやりとり。 ダイノジ。生でエアギターを観れて嬉しい。オールスタンディングの状況にちょうどハマって盛りあがる。しかし、漫才調というか、営業調のやりとり、そんな余計なことをせずにもっとスマートに見せられるはずだと観るたびに思うが、この場では遊びたっぷり、悪くないか。 U字工事。ここももともとは「浅草お兄さん会」の出身だ。当時から、あの濃厚すぎるメンバーのなかではきれいな存在だったが、やっぱり良い売れかたをしている。スタイルができあがっているのがなにより。 ナイツ。今や、飛ぶ鳥を落とす勢い。清原、桑田佳祐のネタを2本つなげて。つなげかたに難ありだが、ネタはむちゃくちゃ面白い。桑田佳祐はおととい観たばかりだが、ボケの密度が濃いため、笑い声でかき消されることがどうしてもあって、ウケる箇所が変化しているのも興味深い現象だった。 グレート義太夫。このメンバーのトリで漫談。異常な盛りあがりに、ちょっと戸惑っている様子だった。井手らっきょ、フライデー事件の話など。 「お笑いSTAGE」が終わって、掟ポルシェのDJが始まる。 曲をかける前に、さっそく火事の話。 DJのあいだ、ロフトプラスワンを抜ける。 入場制限で並んでいたときには、もうこのまま、ロフトプラスワンに居続けないと二度と入れないかと思っていたが、オールスタンディングになって余裕ができた。 再び、LOFTへ。 BAZRAのライブが終わるところ。 予定よりも、だいぶ時間が押している。 ロフトプラスワンとは違って、こちらはがらがら。 毛皮のマリーズ。 バンド名、アーティスト写真の不気味さから、なんとなく気になっていたのだが、予感通り、面白かった。激しく、妖しい魅力があった。 再び、ロフトプラスワンへ。 今度はあっさり入場できた。依然、超満員だが、オールスタンディング。するすると奥へ進む。 「お笑いSTAGE」の真っ最中。 イワイガワ、途中から。不動産屋かなにかのコントをやっているのだが、アドリブたくさんで脱線中。ジョニ男は酔ってるのか。ずいぶんたっぷりとやっていた。 流れ星。アテレコ、「ガンダム」は持ちギャグみたいなウケかたになってきた。漫才、「ドラゴンボール居酒屋」。 エレキコミック。このコーナー、大トリ。教室でウンコをもらしたやつのコント。やついがウンコを投げる真似をすれば、今立がちゃんとよける馬鹿馬鹿しさ。深夜4時に、これを観て盛りあがっているという状況もめったにあることではない。 あとひと組、オードリーも出ていたはずだが、出番が最初だったようだ。残念。 ロフトプラスワンはこれで終了。 三たび、LOFTへ。 THE BEACHESのライブ中。夏っぽい、陽気なスカ。 やはり、客は少なく、床に寝ているひとがいるほど。 しかし、徐々にロフトプラスワンのお客が移動してきて、がらがらだったLOFTがいっぱいになっていく。それにともない、熱気も増す。 あとは、フィナーレの、マキタ学級のライブを待つのみだったのだが、時間がズレこんでいて、THE BEACHESのライブがなかなか終わらない。スタッフが話しているのを小耳に挟んだところ、40分押しだと。 残念ながら、仕事があるので最後まではいられない。マキタ学級、少しは観れるかと思っていたが、やむなく、途中で退出する。 「マキタ学級大文化祭」、前日の14時から朝の5時までいて、存分に楽しんだのだが、結局、主役のマキタ学級はまったく観ることがなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月09日 01時36分12秒
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