|
カテゴリ:芸術
仕事。
昼食。ステファングリル、オニオンソースハンバーグ。 横浜へ。 東口。 そごう美術館、「ゴーゴーミッフィー展」。 横浜駅周辺でポスターを見かけて気になっていたところへ、勤め先でタダ券を入手したのでこれ幸いとやってきた。 ミッフィー生誕55周年だそうです。東京では銀座で春にやってたんですね。 閉館間際に駆け込みで入場。男ひとり、監視員にチラ見されつつ、うさこちゃんをじっと観ていたら、最後の客になってしまった。 しかし、本国オランダではどうだかわからないが、日本では単なる“かわいいキャラクター”として一緒くたに消費されてしまってるように思えるのがなんとももったいない。例えば、いわゆる“ゆるキャラ”みたいなものからとは対極にあると、そこらへんを歩くひとのどれだけが理解しているだろうか。まったくゆるくない、緻密に練られたデザインだからこそ、長い凝視にも耐えられる。 ディック・ブルーナが作画をする様子を撮った映像が流れているコーナーがあったのだが、ものすごくゆっくりと、ていねいに線を引いていくすがたに、すっかり魅入ってしまった。下絵を画用紙に重ねて、なぞって跡をつける。その跡に沿って、筆で墨を入れる。さも簡単に見える絵に、この繊細な工程。 55周年のお祝いに、国内外のクリエーターから贈られたバースデーカードの展示もとても楽しかった。エリック・カールや和田誠や藤城清治や安西水丸のミッフィー、荒井良二やしりあがり寿や梅佳代や堀北真希のミッフィー。なぜかそこに、嘉門達夫が混じっていたのはちょっと浮いてたけれども。 入場はタダ券だが、出口で、2400円の図録を購入する。絵本と同じサイズの正方形、558ページもある笑っちゃうほどのぶ厚さ。いやというほどミッフィーだらけだ。展示されていたものはだいたい載ってるんじゃないかと思う。 編集は朝日新聞社文化事業部。付録CD「ハッピーバースデーミッフィー!!」、作詞はさくらももこ、作曲は宮川彬良。アートディレクションは祖父江慎。なにもかもが素晴らしい。
西口。 ジョイナス地下。 リオ、ハヤシビーフ。 ふた駅手前下車。 ミスタードーナツ。 Twitterで、「週刊プレイボーイ」に小島慶子の袋とじグラビアがあると知って買うべきかどうか悩んだが、われに返ってやっぱりやめる。 小島慶子だけのために買ってる場合じゃない。 深夜0時過ぎ、帰宅。 Twitterなど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年12月02日 20時17分53秒
コメント(0) | コメントを書く
[芸術] カテゴリの最新記事
|