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テーマ:映画館で観た映画(8409)
カテゴリ:日本映画
午前中、睡眠。
ツイッターではここしばらく、乙武洋匡が銀座のイタリアンレストランで入店拒否された件が話題になってたが、これにはバリアフリーの問題と、影響力のある有名人による実名批判という問題とふたつあって、それらがごっちゃになって語られてしまってるからややこしい。 発言が気になっていたホーキング青山がついにブログを更新した。 「こんな高そうなイタリアン、オレみたいな貧乏芸人には入ることはまずないもんね(笑)イタリアンならなんてったって『カプリチョーザ』だよ!あえて店名出しちゃうよ(笑)」 「今度乙武さんとこの店での対談とかどっかの雑誌で企画してくれないかな。事前に電話すればこの店は入れてくれるんでしょ。オレ「本当に大丈夫?」って20回ぐらい電話してから行くよ。」 さすがはこのジャンルの先駆者、と書くのも不謹慎な冗談になるのかもしれませんが、硬直気味の議論にはこういう軽口が気持ちいい。 昨夜の清野とおるのツイートにも笑った。 「乙武洋匡もイタリアンの店も、どっちも全く悪くない。悪いのは清野とおる。全部清野とおるが悪い。」 いきなり、なにを言い出してるんだ。 三浦雄一郎が80歳でエベレスト頭頂に成功とのニュース。 こないだのギリヤーク尼ヶ崎が82歳で驚いたのだが、こんなニュースを聴いたらたいしたことないように思えちゃう。 ラジオ。 「たまむすび」、15時台コラムに鴻上尚史。 前回出演は、もう、約1年前になるのか。今回もコミュニケーションの話。 相手が快活なら快活に返す、落ち込んでいたら落ち込んで返すというように、合わせていくことを英語で「ペーシング」というそうで、なるほど、そうすることが相手を解きほぐすことになるんだな。 「BPMを合わせていく」とそれを表現した瀧にも納得。 梱包作業。 外出。 クロネコメール便、6点。 京浜急行。 井土ヶ谷へ。 中学生まで京急沿線に住んでいたが、井土ヶ谷駅で降りた記憶はない。 ひょっとしたら、初めてかもしれない。 しかし、電車からの風景は通学のときに毎日眺めていたものだ。 上大岡なんかは風景が激変してしまったが、このあたりはさほど変わってはいないだろう。 ヨコハマ経済新聞の記事で見た「宿るや商店」というところが気になって、のぞいてみたかったのだが、地図で確認したらちょっと駅から離れている。 歩いてみたら、繁華街でもなんでもない県道沿いにあるようで、自転車屋があるなぁと思ってなにげなく前を通りすぎようとしたら、看板が目に入って、どうやらそこが「宿るや商店」なのだが、からだはぜんぜん立ち止まる態勢になってなかったので、ちょっと通り過ぎてから遠巻きに確認するかたちになった。 ここはコミュニティスペースというやつで、日替わりのカフェと古本屋が入ってることは予習してあったが、自転車屋も入ってたのか。自転車屋には用がないからぜんぜん記憶してなかった。 ここがなにかわからずに、なんの気もなしに前を通ると外観はまったく自転車屋で、奥のほうをよーく見るとカウンターがあるのはわかるけど、何屋だかは判断がつかないだろう。たまたま通りがかって、というようなお客が入れるところではないな。 古本屋もあるはずだけど、外からはわからず、なんか古本だけを見に気軽に入れる感じでもなかったので、そのまま入らずに通り過ぎちゃう。 しかし、井土ヶ谷なんてほかに用事はないし、もう来ないかもしれない。 県道を南太田方面へ歩いていく。 Y校こと、有名な横浜商業があるところ。 おお、ここがY校か、と思って歩道橋の上から写真を撮ったんだけど、Y校は隣りで、そこは南太田小学校だった。 南太田駅も降りた記憶がない。 お寺の敷地の上に駅のホームが建ってしまったんだろうか。 門から入って、ホームの下をくぐった向こうに階段がある様子が面白い。 南太田のマクドナルドで時間をつぶしたいと思い、それまでにご飯を食べたかったけど、手頃な店が見当たらず。チェーン店の牛丼屋すらない。 もうちょっと歩いてみることにする。 山王橋を渡って、黄金町方面へ。 横浜駅から上大岡までは、京急と市営地下鉄がくっついたり離れたりしながら併走していて、このあたりはわりとくっついてるところだ。 黄金町までの最短コースは商店が少なめなので、地下鉄の出口がある国道16号のほうと行ったりきたりしながら進む。 博文堂書店。 外のワゴンだけ見るが、なにも買わず。 華星、上海焼きそばとスタミナ餃子。 たけうま書房のある建物の1階の中華料理屋。結局、食べるお店をここまで決められなかった。 歩きながら、なんとなくこの店でいいかなとほぼ決めに入ってたんだけど、着いてみたら、なんとリニューアルオープンだそうで10パーセントオフだった。 入ってみたらファミレス風にこぎれい。前から入ってみたいとは思っていたお店なんだけど、改装前に一度も入らなかったのはちょっと惜しい気もする。 初めてなので、オーソドックスに焼きそばと餃子。油ぎとぎとでしっかり食べた感あり。10パーオフなので餃子もつけてみたけど、これなら焼きそばだけでもおなかいっぱいだ。 たけうま書房。 せっかくなので寄ったけど、寄ったからには手ぶらで出たくないお店。 少し迷って、「地球の上に朝がくる 川田晴久読本」を900円で。 ほかにも、資料的に気になる本がいくつもあり。ネットでその本の存在を知っていても、実際にページをめくるとよりいっそう欲しくなってしまって困る。 イセザキモール。 さらに古本屋に寄るけど、疲れてしまって気力なし。 時間も中途半端。 ピアゴでトイレに。 外からおじさんの立ち話。ピアゴは8月に建て直しになるらしい。 ここもなかなか古くからある建物のはず。 風景がまた変わる。 シネマジャック&ベティ、「ぼっちゃん」。 木曜メンズデー。どうしても観たいような映画は特になかったのだが、これがツイッターでわりと良い評判を目にしていたような気がするので観ておこうと思う。夜の上映があるのもちょうどいい。 大森立嗣監督の映画を観るのは今作が初めてなのだが、麿赤児の息子がこのひとかということを、映画が始まる直前に思い出した。その程度の認識だ。 秋葉原無差別殺傷事件を題材にした映画という予備知識はあったけど、描かれるのは事件に至るまでとなる。 加藤智大を思わせる主人公の、暗くてなにかを溜めこんでるような雰囲気、緊張した身体。それと対比されるように現れる「イケメソ」な男、こいつはこいつでまた違うタイプの屈折を抱えた人間だ。 その対比で転がっていくのかと思いきや、主要となる人物がもうひとり出てくる。主人公と同じく弱い側にいる人間なんだけど、この人物は単におとなしいだけで、あんまり屈折はないのかもしれない。むしろ、この男と主人公がペアのようになる。 このペアと対立する「イケメソ」な男。これがあまりにも粗暴なやつで、最初はリアリティを感じないんだけど、この男が異常な人物だということがあとでわかってくる。 そのような人物造形と、彼らが働く職場での人間関係の描写に引き込まれて前半は観ていたのだが、中盤になって、ユリが逃げ出してからの展開はなんだか妙なことになっていく。 なんでこういうふうになっちゃうのか、いちいち説得力が乏しく思えて、鼻白んでしまった。 いちばん気になったのは、なんで大事なところで警察に頼らないのかということ。あとで、思い出したように警察に頼ろうとする場面もあるが、なにか都合良く思える。 それは、登場人物たちの世界だけで話がまわっていて、映画の外側にある世界が薄っぺらいということだろう。前半の職場だけのシーンでは、職場だけでその世界がまとまっているということはよくあることだから、それはそれでリアリティがあるのだが、中盤以降、職場を離れてからもその調子では変だ。ましてや、現実の事件を題材にした映画なのに、そんなふうではこの物語が現実にリンクしていくようにはとても感じられない。 やたらと怒鳴り合うというある種の類型にも辟易。 画面いっぱいに出る文字、過剰な音楽の、示す効果もよくわからなかった。 知ってる俳優がひとりも出てこないというのはなかなか良い点だと思ったんだけど、主演の水澤紳吾という俳優は、あとで調べたら「サイタマノラッパー」のトムだとわかってこれには驚いた。まるで雰囲気が違う。そのことを先に知った上で観ていたら、感じかたはまた違っただろうか。 イセザキモールを歩いて、関内駅方面へ。 関内南口。 マクドナルド。 電源利用可能な店を探したら、この時間、この近辺ではどうやらここまで来ないとないみたいだ。 雑務、2時間ほど。 カウンター席でパソコン作業に没頭していたら、「毎日パソコンやってるんですか?」と、隣りの席の若い男にいきなり話しかけられた。 唐突で、意図もわからないけどそれなりに答えていたが、「もう電車ないですよね?」というので、そんな時間なのかと思ってちょっと驚いた。 こっちは大丈夫だけど、彼は東京に帰るらしく、それは帰れるか微妙だなぁと思ったんだけど、終電の時間を調べようにも自分の携帯では調べられないという。そんな携帯があるのかと疑問に思うが、じゃあというので、彼の終電の時間を代わりに調べてあげた。 最寄り駅を訊いたら「フタマタ」っていうので二俣川かと思ったが、よく訊いたら二子玉川だ。二子玉川は「フタマタ」っていうんだろうか。「ニコタマ」ではないのか。 二子玉川までの終電はまだあるので、時刻を教えると、「バスはありますか?」と訊く。なんでも、二子玉川からバスで1時間ぐらいかかるという。それ、最寄り駅は二子玉川であってるのかと疑問に思うが、「いつもそうしてるんで」という。 バスはこの時間はもうないんじゃないですか、最悪、タクシーで帰るしか、ということを言ったら、「どうしよう?」といって考え込んでしまった。 ウソをついてるふうにも思えなかったので、なにか極端に感覚がズレてる子なんだろうな。 結局、終電の時刻になっても帰らず、こっちのほうが先に出たのだが、もうちょっと話を訊いてやりたい気もした。あのあと、どうしたろう。 関内駅から根岸線。 深夜1時過ぎ、帰宅。 犬が元気で少し遊ぶ。 日記更新。 仕事は明日からがんばろう。 ◇5月23日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年05月24日 12時56分43秒
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