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カテゴリ:2011年・夏の高校野球特集
島根代表・開星高校。 ここ数年、中国大会の常連になり毎年破壊力ある打線を編成してくる。 大柄な選手が揃い、「打線が弱い」山陰地区のイメージを一新したチーム作りだった。 そんな開星、山陽勢には脅威だなと思ったのが2年前の山陰大会で活躍した1年生コンビだ→2009年の春季山陰大会 当時から白根投手は130k台後半をコンスタントに計測し、制球力も抜群だった。 森投手はこれから楽しみな投手だなと思わせる起用でした。 その秋、山陽勢に力で挑み文句なしの優勝! 岡山東商、広陵、関西と撃破・・・野々村監督の「集大成」的なチームに仕上がっていた。 今までにない山陰のチームでした。 中国地区優勝、その看板を背負ってのセンバツ・・・
あれから1年、野々村監督が最後の夏に帰ってきた。 一足先に6月に行われた山陰大会を観戦しました。 試合前のノック・・・復帰前と変わらず自分のスタイルでノックしている姿を見て一安心。 島根大会を勝ち抜き、甲子園でも一勝・・・ そして今日、関東の強豪・日大三との2回戦! センバツ前に観戦した練習試合で140k台の速球をポンポンと長打していた日大三。 吉永投手もコンスタントに140k台を計測し、走塁、守備とも隙がなく「強い」と感じたチームだ。 その日大三相手に8-11で負けたものの、試合後、相手監督も認める開星の打力だった。
1年春からみている選手が居ただけに、他県人ながら特別な思いで観ていた今夏の開星。 島根の野球を変えた野々村監督の功績は大きい。
新チーム後、優勝がなかった開星。 6月の山陰大会で復活! 島根大会を勝ち抜き、最後の夏帰ってきた。 岡山東商・広陵・関西・・・ 山陽勢に三連勝し優勝した2年前の秋。 山陰の野球に「陽」を当てた瞬間だった。 この大会で優勝し、全国でも「陽」が当たる戦力だったはず・・・
最後の夏。 投打に余裕溢れる白根投手はカッコ良かった。 自分に自信がある・・そんな姿が溢れてました。 センターバックスクリーンに豪快に一発を叩きこんだ森選手は山陰の振りではなかった。 日大三の打線と比べても迫力では負けてなかった「山陰の雄」。 最後に野々村監督の野球が観れて良かったと思った。
明日は郷土代表・関西が登場。 同じ中国地区で凌ぎを削った開星の分まで頑張ってほしいです!
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最終更新日
2011年08月14日 22時51分45秒
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