昨日の続き
彼(マデソン)に会ったことはありませんが、彼は本当に人々を助けたいと願っています。権力やお金を欲しているのではありません。
ピースメディテーションに参加するためには、自分をここに同一化させなければいけません。そうすることで、その中に入っていけます。
椅子に座って、「彼らが私の国にしていることはひどい!」とか「何てひどいことをあの人たちにしているんだ!」」と言っているだけではだめなのです。
そうではなくて、もしあなたが見てみれば、私たち全員の中にそれはあります。「私が正しくて、あなたが間違えている!」それについて不平を言っていることもあり得るし、自分の内側にそれを見ることもできるでしょう。「私が正しくて、あなたが間違えている!」その結果は何でしょうか?広島、長崎、です。あのような恐ろしい出来事です。しかし、あなたがこれと自分を同一視しない限り、文句を言っているだけの「揺り椅子に座った革命論者」と同じです。いったんそれを自分自身の中に見ることができれば、もう無意識のうちに行動に表してしまうことはありません。それが自分の内側に存在しているということを知っているからです。
より実際的なことの中にもたらしてみましょう。あなたが子供だった時、あなたはお父さんのあなたに対する言動が好きではなかったとします。彼は責任者で、独裁者で、あなたは彼のやり方で行動しなければなりませんでした。あなたは反抗します。それが好きではありません。そして今、あなたは自分の家族を持っています。何が起こると思いますか?同じことをしてしまうのです!あなたは反抗 してきたので、お父さんと全く同じようではないかもしれませんが、でもそれを自分の内側に持っています。革命です!あなたのお父さんはもう亡くなっています。あなたは自分の家族を持って、どんなふうに子供を育てますか?今まで学んできた、自分自身が育てられたやり方でです。私は全く同じだとは言っていません。けれどもその力学はそこに、あなたの内側にあります。
あるいはあなたはお母さんが受動的で、決して自分の立場をとらなかったことについて不満を持っているかもしれません。しかし大人の男になって、無意識のうちにお母さんに似た女性を求めてしまいます。意識的にそうしているのではありません。「お母さんに似た女性を探しているんだ。」と言うわけではありません 。けれどもその力学はそこにあり、それは世代から世代へとわたって手渡されます。あなたはそれを促進しているのです。
そして、それがとても大きなスケールになったら、ひとつの国がほかの国に対 して「私の方が上だ!」と言うことになります。タバーン、ヴィジェイ、あなたたちは分かち合える人生経験がたくさんあります。あなたがピースメディテーションを紹介する時、自分自身の経験や、あなたが学んできたことについて話すことは重要です。そうすることで参加者はあなたと自分を重ねて見ることができます。
第1ステージでは、あなたに独裁者の立場にいるふりをしてもらいます。本当にそれと自分を重ねてください!ムッソリーニのように片手を腰にあて、独裁者になって歩き回り、人差し指を立てて前にいる人を指差し、この言葉を言い合います。「私が正しい!あなたが間違っている!」相手の人は言います。
「いいや!私が正しい!あなたが間違っている!」これは戦争の本質です。すべての戦争はこの「私が正しい!あなたが間違っている!」ということからいつも始まります。「私が正しい、お前が間違っている!それを証明してやる!だからお前を殺してやるんだ、そうすれば平和になるだろう!」気が狂っていると思いませんか?それでもなお、すべての戦争はこれに基づいているのです。
今、あなたはそれについて不満を言うこともできるし、自分自身の内側にそれを発見することもできます。もし内側に発見することができて、深く自分をそれと重ねてみることができれば、日常生活の中でそれを行動に移す必要がなくなります。ちょっとおかしく聞こえるかもしれませんが、本当です!これは傲慢な姿勢です。叫ぶのではなく、ほほ笑むのではなく、お互いの目を見て、本当にはっきりとした立場を取ってください。傲慢さを表現するのです!このステージは5分以上はありません。
さぁ、みんな立ちあがってください。ムッソリーニのように左手を腰に当ててください。これはとても傲慢な姿勢です。ここからすべての戦争が始まります。全員近寄って、指をさすことを忘れないでください。オーケー。これから音楽をかけるので、「私が正しい!あなたが間違っている!」と、言い始めてください。
翻訳終わり
実際のピースメディテーションは明日、ギーティーとVJAYのリードによって体験できます。ぜひみなさん参加を。