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2013年02月28日
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カテゴリ:音楽 [洋楽]
Mount Fuji and Tulips 4
Mount Fuji and Tulips (画像参照: wikimedia)
洋楽特集 第13回
春も近づく。
春先の音楽 をどうぞ・・・



未だ降り積もる雪の中、 路地の小枝の膨らみに
春の訪れを感じる今日この頃 いかがお過ごしでしょうか

さて

70年~90年代を中心に、子供の頃、若かりし頃、耳にして来た音楽をご紹介する
洋楽特集 『~どうぞ』 シリーズ 今回は第12回


前回が、枯葉舞い散る午後の公園が 西日を浴びる 秋の更新ですから・・・
相当サボっておりましたねえwww

洋楽ファンの方 長らくお待たせいたしました
今回はそんな春先にに 鑑賞する様な 『春先の音楽』 をお送りします


それではスタート!



△▼△▼△▼
Charlene - I'VE NEVR BEEN TO ME (1982)
シャーリーン - 愛はかげろうのように
収録アルバム 『愛はかげろうのように』

Castle unsleben 10
(Wikipedia)

日本では絶大な人気のある大ヒット曲です

1976年に発売された当時はたいして売れなかったのですが
82年フロリダのラジオ局から再び口コミで火が付き、

発売から数年を経た再リリースが世界的大ヒットとなりました。

Wikipedia にも書かれている一般的に知られる話ですが
当時の世相に目を向けると、大ヒットの理由は

どうもそれだけではない様で、書かれていない真実が他にもあるようです。


発売当時売れなかった理由としては、奔放な女性の独白的内容の歌詞に対し

結婚した女性は 家庭第一を考えるという 欧米の風潮下では
受け入れられなかったという社会的な側面が大きかった点が挙げられます

その後 79年の映画 『クレイマー、クレイマー』 が大ヒットする様な
離婚が社会問題化する様な世の中に変わって行くと

この曲の真意に ようやく時代が追い付き それが
大ヒットに繋がったと考えられるのです。

ラジオ局はその きっかけに過ぎなかったというのが
本当の所なのではないでしょうか


歌手のシャーリーンは大ヒットした時点で芸能界を引退して
イギリスのイーストロンドンにあるケーキ屋で働いていたといいます

これがきっかけで再デビューをしますが
それまで彼女が歌手の道を捨て、普通の生活を選んでいたのも

誰よりも、歌詞の真意を既に分かっていた人物だから
なのだと思うのです



△▼△▼△▼
Minnie Riperton - loving you (1974)
ミニー・リパートン - ラヴィン・ユー
収録アルバム 『ラヴィン・ユー』
Minnie Riperton 1974
Minnie Riperton (Wikipedia)



平井 堅の曲と思っている世代がいるというから 時代を感じますw
小鳥のさえずりが春の訪れを感じるオリジナルのこの曲がやはり一番でしょう

マライヤ・キャリーにも影響を与えたという5オクターブのハイトーンボイスに
誰もが驚く、ミニー・リパートンの 大ヒット曲です

この曲が入っているオリジナルアルバムの製作はスティービー・ワンダーによるもので

この独特の開放感あるサウンドはスティービーの傑作
『ファースト・フィナーレ』 にも繋がる

目に見える先にある 大切なものを唄にした様な感じがします



△▼△▼△▼
The Bee Gees - How Deep Is Your Love (1977)
ビー・ジーズ - 愛はきらめきの中に
収録アルバム 『サタデー・ナイト・フィーバー』
Bee Gees 1977
Bee Gees (Wikipedia)



映画 『サタデー・ナイト・フィーバー』 の挿入曲で 全米大ヒットしたナンバーです

元々フォークグループの3人組が 路線変更してブレイクしたと聞くと
パッと思い付くのは 日本のALFEEですが・・・前にも同じ事を書いたような気がw

内容は、別れた女が忘れられない男のイタイ唄です(爆)

先の 『愛はかげろうのように』 の話の様な
奔放な女性的内容を取り上げると総スカンしていた欧米が変化しつつあって

男の泣き所を取り上げると全米大ヒットするという
男社会にあった風潮下から 脱却しようとする世相の狭間でヒットしたという点が

非常に興味深く感じました


△▼△▼△▼
The Pretenders - Don't Get Me Wrong (1986)
プリテンダーズ - ドント・ゲット・ミー・ロング
収録アルバム 『ゲット・クロース』
Chrissie Hynde 2013
Chrissie Hynde (Wikipedia)



ボーカルのクリッシー・ハインド率いるプリテンダーズの大ヒット曲で代表曲です

バンドは度重なるメンバーチェンジと盟友を失うアクシデントが重なり
本作では実質クリッシー 一人の作品となりました

わがままな姉御肌で通ったクリッシーですが
『私はチョット人と違うだけで悪くとらないで欲しい』 という切り口に

度重なる人生の苦難に遭い、 その困難を乗り越えて
『普通』 で居る事の大切さを 身に沁みて感じるクリッシーの

明るく前に進む姿が 重なって見える様な楽曲に感じます



△▼△▼△▼
Chicago - Hard To Say I'm Sorry (1982)
シカゴ - 素直になれなくて
収録アルバム 『シカゴ16』

2004 12LosAngelesPeterCetera
Peter Cetera (Wikipediaより)


ブラス・ロック・バンドだったシカゴが シンセを大々的に導入して
アダルト・コンテンポラリーの騎手、デビッド・フォスターをプロデューサーに迎え

大幅なイメージ・チェンジで成功をおさめた 大ヒット曲で代表曲です。

政治的内容を唄う骨太ロック・バンドがAORを始めて
ホーン・セクションの必要性が無くなってきた事とは裏腹に

後にリズムの要でありボーカルでもある ピーター・セテラの脱退に遭い
実質、柱を失った形となる所が

同じ大所帯バンドの ドゥービー・ブラザーズ の
時代に合わせた変貌とは大きく異ることが 見て取れます

という訳で・・・



△▼△▼△▼
Doobie Brothers- What A fool Believes (1979)
ドゥービー・ブラザーズ - ホワット・ア・フール・ビリーヴス
収録アルバム 『ミニット・バイ・ミニット』

Michael McDonald (singer)
Michael McDonald (Wikipediaより)



『ある愚か者の場合』 という余計な邦題が野暮な
アメリカを代表するバンド、ドゥービー・ブラザーズ の大ヒット曲です

元々ウエスト・コースト・ロックをやっていたバンドが AORへと変貌を遂げるのは
さっきのシカゴとは理由が異なり 中心人物の体調不良の留守中に助っ人が

バンドの 『アク』 を 『アクセント』 までに変える 類まれなソング・ライティングで
全く自然にイメージ・チェンジを果たしてしまう所に 理由がありました


この後中心人物が全快しても 今や二つの顔を持った事と
売れた後のバンド内では次々とソロ活動に向かわせたゴタゴタで

遂には解散してしまいます

そもそもその助っ人 マイケル・マクドナルド を引き抜いたのは
後から入ってきた ギターの ジェフ・バクスター で

門外漢に会社の危機を任せるべからずというセオリー通りの
顛末を迎えるのでした



△▼ △▼ △▼



という所で今回は終了です
それでは本日も 素敵な一日をお過ごし下さい。







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最終更新日  2021年06月28日 02時18分49秒
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