カテゴリ:戦争と人間
クロニクル 日本基督教連盟軍国主義に協力を表明
1937(昭和12)年7月22日 82年前のこの日、日本基督教連盟は「時局に関する宣言」を発表、軍国主義の国策に協力することを表明しました。 この日の約2週間前に当たる7月7日、盧溝橋で日中両軍が衝突し、日中戦争が始まっていました。日本の軍部は戦争の拡大によって、華北から華中一帯を占領する計画を立て、統帥権の独立を楯に、政府の命令を無視して戦争拡大路線をひた走ります。そうした目論みの下、信者数がそこそこ多い宗教団体に対し、国策に協力するよう圧力をかけてきたのです。 基督教連盟もまた他の宗教団体と同じように、残念ながら軍部の圧力になすすべもなく屈服し、国策への協力を表明したのです。こうして基督教会の多くもまた、一定の戦争責任を免れない存在となったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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