テーマ:報道に思う(10)
カテゴリ:報道に思う
久々の「報道に思う」シリーズ。JR脱線事故については、ここで我が言える事は何も無い。ただひたすらに遺族の方々の心情を慮るのみである。
さて、お得意のマスコミ批判だ。有り得ないが仮に自分がマスコミ人だったらと仮定すれば、軽々しく批判出来ないと以前の日記に書いた気がする。だが、最近のオーバーランや3次会がどーのと、喧しく報道するマスコミには呆れる。勿論、遺族の方々の心情を思うと何も言えないが。 実態はわからないが、想像するに事故前と事故後では、オーバーランは減っている筈である。でも逆に報道されるオーバーランは、実態に反比例して激増しているのでは?と思う。そう捉えるのが極めて自然だからだ。あれだけの事故があれば、運転士一人一人が気をつけて運転する筈だ。でも人間が制御する以上、間違いがあってもある意味当然で、それを前提としたシステムとしての防御策や、組織としてのマネージが求められる。 JRがどのような対策を打つかは、まだ静観するしかない段階かと思う。そんな段階のおいて、日々オーバーラン他に目を光らせて、鬼の首でも取ったかのように報道する姿勢には首を傾げる。重箱の隅をつつくような報道が事態の解決に寄与するより、むしろ逆効果になるのでは、と危惧しないのか?不思議に思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/05 08:57:33 PM
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