我的勝手日記　～フツーのサラリーマンが思うこと～

　我は酒が好きだ。ビールを基本としつつ、日本酒、焼酎、ワイン、ヴォッカ。早い話が、カクテル以外は何でも呑むって事になる。カクテルも決して嫌いな訳ではなく、カクテルを出すようなコジャれたお店に行く機会が少ないだけだ。

　２０代の頃（１０代～？）は、ビール一辺倒。毎晩のように大ジョッキを何杯も空にして、睡眠時間３～４Ｈでも翌日平然と仕事をしたものだ。しかし、そんな無理も永くは続かない。３０代に入ってから「十四代 本丸」に出会い、日本酒に目覚める。焼酎も、滅多に呑めないが森伊蔵や村尾といったクラスにヤラれる。

　さて、今日は我の酒遍歴を告白する日記ではない。前日の日記で「今度は、夜も行くぞと決意を固める。「善は急げ」というから、○○にでも！？」と述べた○○は、来月でも来週でもなく明日だったのだ。

　２１時頃、単独でとみやに乗り込む。当たり前のように、生を注文する。最初に出てきたお通しからして、インパクトを受ける。ポテトサラダが美味い。じゃがいも、たまねぎ、にんじん。ここまでは普通だが、更にゆで卵が入っている。当然マヨネーズとの相性が良く美味い。

　続いて、枝豆。チェーン店系居酒屋で出てくるような、ただ茹でて塩を振ったものとは一線を画す。しっかりと下味がついているのだ。我の推測では、昆布の出汁で茹でているのでは？と感じたが、「企業秘密☆」とつぶやいたチーフの反応と、返事までの間からして外れのようにも感じる。

　殆ど”イッキ”の如く、お通しを平らげて、豚角煮、サンマ刺身、豚串を注文する。いずれも美味い。角煮は、コシたジャガイモがソースとなって、とろけんばかりの豚肉と絶妙のマッチングだ。更に添えられたシャキシャキの水菜が、口の中のコテコテ感をクリアする。この辺りのバランスに、作り手のセンスが感じられる。

　サンマ刺身も負けずに美味い。刺身にコシがある。”コシ”は麺類に対しての表現に主に用いられるが、刺身にそれを感じる。固いのとは違うのだ。同時に甘みも感じられる。豚串も塩コショウの塩梅が絶妙だ。肉が薄めなのが、また良い。その方が、豚肉のうま味を感じやすいのだ。

　小上がりに、大勢のお客さんがいて、スタッフの皆さんは忙しく、チーフの手が休まる暇が無い。こう見えても（見せてないが）、我は奥ゆかしい方だ（と、本人は思っている）。忙しい人に対して、その作業の妨げとなる事はしない。色々会話したいが、話しかけることなく、黙々と呑み食う。

　最初の１Ｈちょいで、生×４杯＋メニューに無い日本酒×１杯＋泡盛×１杯を呑み、かなり上機嫌になってくる。このままだと、明日の二日酔いは必至だと考え、ややペースを落とし始める。しかし、エンジンがかかりつつあり、今日はそろそろ切り上げるかな、と思い始めたその時！

　Ｐ－さんが登場！！とみやを取り巻くネットワークの中心人物、いやド真ん中にいる方だ。この瞬間に、切り上げようかなんて考えはすっ飛び、スイッチが入ってしまう。日本酒を泡盛を交互に呑みながら、挙句ビールをチェイサーにしてしまう。

　Ｐ－さんと楽しく会話する。が、酩酊状態に突入してしまった我の記憶は断片的。。失礼な言動は無かっただろうか？今後、「それって、この前も話したべさ」なんて会話もしてしまったりするかも。ここは、Ｐ－さんの寛大な心に御赦しを乞うのみ。

　さて、今度はいつ行こうかな。