カテゴリ:クラシック全般
久しぶりの ほうとう です。 そういえば、今年1~3月に聴いたコンサートの感想を書いていなかったですね。 A 1月27日 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団特別演奏会(安永徹の世界!) 指揮:安永徹 管弦楽:芸術文化センター管弦楽団(PACオケ) 於:兵庫県立芸術文化センター大ホール 曲目:協奏交響曲(ハイドン)、ピアノ協奏曲第1番(ショスタコーヴィチ)、 交響曲第38番(モーツァルト) B 2月17日 PACオケ 第7回定期演奏会 指揮:ジャナンドレア・ノセダ 於:兵庫県立芸術文化センター大ホール 曲目:6声のリチェルカーレ(バッハ=ウェーベルン)、室内交響曲第2番 (シェーンベルク)、交響曲第8番「ザ・グレイト」(シューベルト) C 2月22日 大阪フィル 第405回定期演奏会 指揮:クラウス・ペーター・フロール 於:ザ・シンフォニーホール 曲目:交響曲第40番(モーツァルト)、交響曲第6番「悲愴」(チャイコフスキー) D 3月20日 イスラエル・フィル 指揮:ズービン・メータ 於:ザ・シンフォニーホール 曲目:交響詩ツァラトゥストラはかく語りき(R.シュトラウス)、交響曲第9番 「新世界より」(ドヴォルザーク) 以上4つのコンサートを聴いたのですが、この中で1番良かったのはBでした。 ABはPACオケのコンサートですが、Aはベルリン・フィルのコンマス安永徹さん の弾き振り(ピアノソロは奥さんの市野あゆみさん)、Bは最近注目株の指揮者ノセダ という「どうだ!」と言わんばかりの一連の企画(3月にはクリスチャン・ヤルヴィも 振りました。)に惹かれて聴いたのでした。Aではピアノ協奏曲は立派に演奏していた のですが、他の曲まで力が回らなかった感じがしました。やはり、若いメンバーのオケ では厳しいのかなと思っていたところ、Bでは良い意味で裏切られたのです。あの ゲルギエフの弟子とも言えるノセダの指揮で(振り方も師にクリソツ。ただ指揮棒は短く なかった)しっかり演奏し、グレイトは大熱演でした。ノセダは手兵BBCフィルを連れて 来る予定がありますが、聴いてみたくなりました。 Cは以前にもちょっと書きましたが、大植さんがマーラーの交響曲第9番を演奏する 予定だったもの。返す返す残念!でも急な変更の割には良く演奏していました。オケの モチベーションが高かったのだと思いました。 Dは「あれれ?」な演奏。指揮者の長所の裏返しが前面に出てしまった気がします。 かつてNHKホールにおいてバーンスタイン指揮でマーラーの交響曲第9番を演奏し、 私を含め大多数のクラシック・ファンがベスト・コンサートに挙げた実力はどうしたので しょう? 手短にコンサートの感想を書いてみましたが、これからも聴いたコンサートの感想は 書き綴っていくつもりです。 年末には今年のマイ・ベスト・コンサートも発表したいと思います。
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