カテゴリ:クラシック全般
こんばんは。ほうとうです。 今日は、いずみホールで行われた、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィル ハーモニー管弦楽団の演奏会に行ってきました。 シューマン・イヤー(生誕200年)ということで、交響曲全曲演奏会第1夜と題して、 序曲,スケルツォとフィナーレ、交響曲第4番ニ短調と交響曲第1番変ロ長調「春」と いうプログラムでした。
このコンビ、2006年横浜みなとみらいホールでベートーヴェン交響曲全曲演奏会を 開いて大好評を博したとのことでしたから、期待しておりました。 実際に聴いてみて、期待を裏切らない、コンサートの最初から最後まで見事な演奏 でした。 まず、このオケ、合奏することが本当に大好きなんだなぁと感じ取れたのです。オケが 合奏するのは当たり前ですが、指揮者に頼らずにアインザッツを揃えたり、強奏する ところでは全員で、またppp(ピアニシシモ)のところも、全員が息をそろえて、その他の アーティキュレーションも見事に合わせていました。特に、アンコールのシベリウス 「悲しきワルツ」でのpppは雑音が少しでも入ると聞こえなくなるほどでした 音は安定していました。(アンコール1曲目はブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」。) 指揮者のP.ヤルヴィもシューマンを「愛して止まない」と公言しているほどですから、 作曲者の曲想がコロコロ変わるところも明快に演奏していました。
久々にいいシューマンが聴けて、本当に満足でした。
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Last updated
2010.12.02 00:55:50
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