カテゴリ:関西
こんばんは。ほうとうです。 寒い日が続きますね。皆さん風邪などひいてないでしょうか。 15・16日は特に寒かったですね。そんな小正月の神事・行事といえば、あちこちの どんど焼き(左義長)、射的の神事(三十三間堂、上賀茂神社等)などありますが、 色々な条件を考えて、16日、和歌山県かつらぎ町にある丹生都比売(にうつひめ)神社 で行われた「御田(おんだ)祭」に行ってみました。
ここは高野山の西の入り口に当たり、標高は400メートルくらいで、世界文化遺産 「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして登録されています。九度山町の慈尊院と丹生 官省符神社は聞いたことがあったのですが、この神社は知りませんでした。
トンネルを過ぎて天野地区の盆地に入ると、辺りが雪で真っ白。駐車場そばの鏡池は コチコチに凍っているし、輪橋(太鼓橋)も通行止めになっていました。 この楼門の下で御田祭神事が行われるのです。 この神事は、五穀豊穣・豊年満作を祈願するもので、田植えから収穫までの農耕作業 の様子を再現しています。室町時代に猿楽が合体して狂言形式となり、特におかめの 面を付けた「田ヅ女」の所作や、参拝客を巻き込む芝居は滑稽でもあり、和歌山県指定 の無形民俗文化財となっていて、天野御田保存会が継承しています。 焚き火と甘酒で暖を取って、神事の時間を待ちましたが、早く春にならないかなと、 待ち遠しくなるのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.18 22:24:58
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