カテゴリ:本・映画・TV
こんにちは、ほうとうです。
映画「泣き虫しょったんの奇跡」を観てきました。 (パンフを我が家の折り畳み将棋盤の上に載せて撮ってみました。) 将棋のプロ棋士を目指して「奨励会」という研修機関で、他のライバル達としのぎを削って いた瀬川晶司さん(同い年の棋士に羽生善治竜王がいる他、同年代に綺羅星の如く有名棋士が いることから、羽生世代と呼ばれている。)が、年齢制限でプロになれずに退会した後、アマ として指すようになってからプロにもどんどん勝つようになり、特例の編入試験を経てプロ入り を成し遂げる、という瀬川さんの自伝原作本(原作も同タイトル)を映画化したものです。 監督は、豊田利晃。この人も瀬川さんと同じく奨励会でプロ棋士を目指していた経歴の 持ち主ですから、将棋界のことは当然良く知っていて、奨励会の厳しさ(特に三段リーグ の地獄っぷり)は、丁寧かつ忠実に描いています。 また、監督が「人生の映画を撮りたい」と語っていた通り、友達と指していた子供の頃から 念願を達成するまでの期間を描いたことから、色々な世代の人が見て楽しめます。 ただ、主演が松田龍平ですから、しょったん(瀬川さんのニックネーム)とは比べ物に ならないカッコよさがありますが、映画なので華がないと成り立ちませんから、しょうがない か。 対局シーンに多くのプロ棋士が出演していますが、瀬川さんと関係の深いアマ棋士もチラッと 出てたりします(よく見ていないと分かりません)。一方、藤原竜也が瀬川さんに声を掛ける 通行人で出てたり。 王道を行く手法ながら、感じるポイントの多い佳作だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.17 12:57:43
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