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2021.01.30
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カテゴリ:大阪フィル
こんばんは、ほうとうです。
 29日(金)、フェスティバルホールで行われた、大フィルの第544回定期に行って来ま
した。


   四つ橋筋の夕暮

 指揮は、エリアフ・インバル。コンサートマスターは崔文洙。
 曲目は、プロコフィエフの交響曲第1番「古典交響曲」ニ長調とショスタコーヴィチの交響曲
第10番ホ短調。

 インバルさんは今年85歳になられる、マーラーとブルックナーのスペシャリストですが、
ショスタコーヴィチも交響曲全集をリリースしており得意のプログラムです。今回の来日で都響
(東京都交響楽団)も数公演振る予定でしたが、コロナの緊急事態宣言で半分が中止になって
しまい、本人もちょっと残念だったのではないでしょうか。

 メインの「タコ10」(ファンはこう略す)は、作曲家の名前のモノグラムである、
D-Es(S)-C-H(簡単に言えばレーミ♭ードーシ)の音形が色々な形で沢山現れること
で有名です。
 大フィルも持ち前のパワーで熱演でしたが、凝ったところや趣向はなく、オーソドックスな
演奏だったと思いました。できればもう少しアンサンブルが丁寧だったらなお良かったかも。
 また、一方で「古典」は、清々しくて綺麗な響きの方が、タコ10と良い対比となったと
思いました。





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Last updated  2021.01.30 17:30:04
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