I have a dream

こんばんは、ほうとうです。
　６月２５日（日）、岐阜県揖斐川町と福井県南越前町との境にある、夜叉ヶ池と夜叉丸
（標高１２０６ｍ）に登って来ました。ここに来るのは２回目ですが、この時期には日光黄菅
（ニッコウキスゲ）の花が見られるのではないかと、わざわざ遠くに行かずに楽しめたら、と
思って来たのです。
　また、ワタクシはこの山を「ミニ雨飾山」と思っています。

　まず駐車場奥の登山口から下って、

　　　池ノ叉谷
の渓流を渡ります。
　早速、

　　　ササユリとコアジサイ
がお出迎え。少し渓流沿いを行くと、尾根の末端に取り付き、ジグザグ登って行きます。
　杉の小さな林を過ぎると、長めの水平道となります。


　　　ヤマツツジ
や

　　　　ヤマボウシ
の花が多く見られ、ここは豪雪地帯だから初夏が来るのが遅いのかなあと思ったりします。

　ブナの木の間から

　　　岩峰群
が望めるようになると、水平道もそろそろ終わりで、間もなく夜叉姫伝説の

　　　幽玄ノ滝
で、よく見ると傍らに

ニッコウキスゲが２輪咲いています。
　他にギボウシも咲いていました。ここは盛夏にはクルマユリやシモツケソウなども咲く場所です。

　更に登って行くと、昇竜ノ滝の下段脇にも

多く咲いていました。が、近づけないのが残念。
と思って岩場を登ると、

登山道脇に一輪咲いていました。

　県境稜線に出て、直ぐに夜叉ヶ池に行かず、間近の夜叉丸というピークに登りました。
　ピーク手前の肩の所で



　　　夜叉ヶ池と向こうの三周ヶ岳
が望めます。逆に夜叉丸のピークからは夜叉ヶ池が見えず、遠くに

　　　能郷白山（左奥）や高賀三山（右奥）
が望めました。
　池の畔に下りると、水面が静まり返って見事な

　　　リフレクション
でした。イモリ、カジカガエルやヤシャゲンゴロウ（固有種）が住んでいます。

　池端のベンチで休憩し、往路を引き返し、

　　　ブナ森
が作る木陰に癒されながら下山したのでした。