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Nov 15, 2005
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テーマ:ニュース(100213)
カテゴリ:健康・医療・環境


地球温暖化の影響で、今世紀末には 海のプランクトンが少なくなり、
それを餌にするサンマが 今より10センチも小さくなってしまうのだそうです。

20年後、30年後の食料難が叫ばれていて、すぐ人口問題が浮かびますが、
生態系の変化もどんどん進行していて怖くなります。
本当に今世紀末には、世界はどんな状況がやってくるのでしょうね。
温暖化対策もスムーズには行かないようだし・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(ニュースの詳細)

温暖化でサンマが小ぶりに(北大大学院助教授が研究結果)

 秋の味覚、サンマの体長が地球温暖化の影響で、今世紀末には10センチも小さくなってしまうとの研究結果を、山中康裕・北大大学院地球環境科学研究院助教授が2日までにまとめた。海水温上昇の影響で植物プランクトンの増殖規模が小さくなるためで、小型化で泳ぐ力も落ち、回遊路が日本近海から離れて漁場が遠くなる可能性もあるという。

 山中助教授によると、温暖化で海水温が上昇すると、冬でも海の表層の温度が下がりにくくなり、栄養塩に富む下層の海水と十分に混ざらなくなる。このため、栄養塩を必要とする植物プランクトンが春の大増殖期に減少特に大型種の珪藻は約3割も少なくなり、この影響で動物プランクトンも減少するという。サンマは主に春先にかけ日本の太平洋側沖合でふ化し、6月ごろまで稚魚、幼魚時期を過ごすが、この時期にエサの動物プランクトンが減少することで成長速度が鈍化。遊泳力がつかず、夏にエサが豊富な千島列島まで北上することができないため、魚の成長モデル式で計算すると、体長は30センチから20センチになってしまうという。〔共同〕
(※このニュースは先日発表されたものです)






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最終更新日  Nov 15, 2005 09:57:20 PM
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