来年度なる見通しですが、1台100ドルパソコンを途上国の政府が購入し、子供たちに無料で配布するそうだ。 近い将来、いよいよ世界中がネット社会に突入しそう。
このPCには、リナックスなどの無料公開ソフトが使用とのこと。 今後は、リナックスの使用人口が増えたら、マイクロソフト社の独占状態が解除されるかもしれませんね。 早くそうなって、私たちももっと低価格で手に入るようになって欲しいものですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ニュースの詳細)
100ドルパソコン、世界の子供に1人1台めざす
世界の子供たちに1人1台ずつパソコンを――。国連の世界情報社会サミットで先進国と途上国の情報格差(デジタルデバイド)縮小に向けた計画が動き出した。
米マサチューセッツ工科大(MIT)のネグロポンテ教授の構想を受け、ブラジルやタイなど6つの途上国で来年にも登場する見通し。価格は1台100ドル。途上国の政府が購入し、子供たちに無料で配布する。
リナックスなどの無料公開ソフトや液晶より安いリアプロジェクション(背面投射型)方式のディスプレーを採用。データの処理速度や記憶容量を低めにした以外は普通のノートブック型パソコンと変わらない機能を備えているという。現在、複数のメーカーと生産委託で交渉中。
低所得の途上国には1台100ドルでもなお財政面の負担が大きいが、同教授は「今後5年の技術革新で100ドルよりもっと安くなる」と強調した。(チュニス=市村孝二巳) (日経11:01)