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カテゴリ:タイガース背番号史
背番号16(その5) 背番号16の最終回です 2人目の人は 今(2023年)一軍のピッチングコーチしてるよ そして現在着けてるのが西勇輝投手ね 酒井弘樹 投手 酒井は千葉県柏市出身で高校は関東一高。国学院大学に進み1992(平成4)年の2部リーグではMVPの活躍でチームを1部リーグへ押し上げた。東都リーグでは13勝を挙げた。 1993(平成5)年のドラフト会議で近鉄バファローズに逆指名1位で入団している。ルーキーイヤーの1994(平成6)年から一軍で投げており、この年1勝ながらも初勝利を記録。 2年目の1995(平成7)年には32試合で4勝5敗1セーブと戦力なってきている。 1996(平成8)年には先発ローテーションに入り、26試合に先発したが8勝15敗と大きく負け越している。酒井は力投するタイプで制球に安定を欠き、投げてみないとわからないという計算しづらい投手だった。この年も2つの無四球試合を記録する一方でシーズン17暴投(リーグ最多)と荒れる場面も目立った。 1997(平成9)年から2000(平成12)年までは、1勝、6勝、0勝、1勝と振るわず、2000年オフに交換トレードでタイガースに移り、タイガース側の交換要員だった山崎一玄の着けていた「16」を継承する。 翌2002(平成14)年は台湾プロ野球の金剛に入団したが、シーズン中に戦力外となり、帰国してオフにはトライアウトも受けてみたもののどこからも声はかからず引退した。 安藤優也 投手 大分県雄城台高校の出身だが、高校時代は県ベスト8が最高で、全国的には無名の選手だった。法政大学に進むが故障が多く、満足に投げたシーズンがない。大学通算も7勝4敗という目立たない成績に終わっている。 一次は硬式野球をあきらめ、地元の銀行への就職も内定し、社会人として軟式野球に転じる気になっていた。しかし思い直してトヨタ自動車へ入社したことが転機となる。 故障も癒えて2000(平成12)年、2001(平成13)年と都市対抗野球本戦に出場し、ワールドカップ代表やアテネ五輪代表にも選出されるなど、最速150キロの本格右腕として急速に評価が高まっていく。 1年目の2002(平成14)年は星野監督が就任した年で、4月14日の横浜戦で8回無失点、見事なプロ初勝利を挙げる。しかし、投球が単調で球種も少なく、シーズンを通しては3勝5敗で防御率3.77と平凡以下の内容で終わった。 2003(平成15)年、星野監督による配置転換が行われ、一度も先発はなくリリーフ専門として51試合に登板、5勝2敗5セーブ防御率1.62とリーグ優勝に貢献する。 2005(平成17)年、岡田監督は藤川球児をリリーフに回し、安藤を先発に戻すという配置転換を行った。ローテーション入りした安藤は監督の期待に応え、23試合に先発、11勝5敗、146回を投げて自責点55、防御率3.39の成績を残し、最高勝率のタイトルを獲得している。 翌2006(平成18)年も20試合に先発し、10勝3敗、防御率3.35と2年続けて二けた勝利を挙げ、内容にも安定感があった。 2007(平成19)年には春季キャンプで足を痛め、その後肩痛も発症して2勝3敗と低迷したが、翌2008(平成20)年は13勝9敗、防御率3.20と復活する。 2013(平成25)年から中継ぎに配置転換されると、4勝2敗1セーブ23ホールドと結果を出し再ブレイク。2016(平成28)年までの4年間は毎年50試合以上に登板し、計72ホールドを記録する。 チームの最年長選手となった2017(平成29)年、チームの若手起用方針のためファームスタートとなり 好投はするものの夏になっても一軍からのお呼びはかからず、9月5日ウェスタン中日戦で1イニングを投げたが4失点し限界を実感、9月12日に現役引退を表明した。 10月10日、中日とのシーズン最終戦が引退試合となり、公式戦で最後となる1イニングを投げたが石川にホームランを打たれている。 通算成績は486試合77勝66敗11セーブ76ホールド、四死球350 奪三振822 1121回を投げ自責点444で防御率は3.56だった。 2023(令和5)年から一軍投手コーチとなり、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本選手権制覇に、自らが育ててきた投手陣を率いて貢献した。 西 勇輝 投手 背番号「16」は、安藤の引退した翌年の2018(平成30)年には空き番となっている。そして2019(令和元)年からこの番号を受け継いだのが西勇輝だ。 三重県菰野町出身で県立菰野高校では2年時からエースとなり、3年時には夏の選手権で甲子園の土を踏む。結果は1回戦敗退だったが評価は高かった。 2008(平成20)年のドラフト会議ではオリックスから3位指名を受け入団する。 ルーキーの2009(平成23)年の9月に早くも一軍に昇格し、3試合に登板している。勝敗とは関係なかったが、4イニングで打者13人に対して被安打0、2奪三振と内容は好く、将来が期待された。 3年目の2011(平成23)年にはローテーション投手として10勝を挙げ、チームの中心的存在になる。この年を含めて2018(平成30)年までの8年間で、二けた勝利を5回記録している。 西はオリックス在籍10年間で74勝65敗の成績を残し、2018年のオフに国内FA権を行使する。タイガースのほかソフトバンク、DeNAが名乗りを上げて交渉に臨み、12月7日にタイガース入団が発表された。契約は4年10億円と推定された。 2020(令和2)年は開幕投手に抜擢されるなどチーム投手陣の柱となり、11勝5敗、防御率2.26という好成績を挙げた。 2021(令和3)年6勝9敗、2022(令和4)年9勝9敗、2023(令和5)年8勝5敗と二けた勝利からは遠ざかったものの要所での投球術は健在で、リーグ優勝、日本選手権制覇にも貢献した。 酒井さんははっきり言って在籍てしたのかどうか印象すらないわよね タイガースファンにとって知らないうちに来て知らないうちに出ていったって感じ 実績を見ると能力はあったんだけど出し切れずに終わってしまった投手と言えるかな?それでも写真残ってたよ! なんといってもドラフト1位でプロ入りしてるから移籍時には多少は期待されてたのかな? 結局ダメだったけど・・・ 安藤さんは好く貢献してくれた投手よね 剛腕という触れ込みだったけど そのイメージになったのはリリーフに回ってフォークボールを磨いてからかな 福原さんへつなぐセットアッパーとして大活躍だった印象が強いわね 現役の西勇輝さんは一言で好投手!矢野監督時代の先発投手陣の中心として活躍してくれました 今年はもう一つ調子が上がらなかったけど 8勝を挙げてリーグ優勝や日本一にも貢献してくれたわ この投手はクイックや牽制それにフィールディングとどれをとってもそつがないのよ これで背番号「16」は終わりです 歴代13人が着けてるけど この背番号は比較的人数が少ないよね 三宅秀史さんが14年 上田次朗さんが10年 岡田彰布さんが14年 安藤優也さんが16年など 長く着けた人が多いからなのね 次の「17」はどうでしょう?お楽しみに待っててね 背番号17へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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