避妊手術をすると乳腺腫瘍のリスクが低減するという説は間違いだ❗英国小動物獣医師会誌に糾明論文🐕翻訳紹介🐶
2007年にアメリカのニュージャージー州立ラトガース大学獣医学部の学術論文は、犬の避妊・去勢手術は、下記1~10のいろんな病気を誘発して有害だと公表している。ただし、避妊手術で乳腺腫瘍のリスクを低減するメリットはあると結論付けていた。その乳腺腫瘍リスク低減説は間違いだと指摘されている。言い換えると、他の研究成果は正しい。避妊手術には弊害がある。 その論文の全訳は次の随想にある。 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 避妊手術の弊害 1 1才未満で卵巣を切除すると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。 6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応のリスクが増大する。 ところが、5年後の2012年のイギリスの小動物獣医師会誌には、避妊手術で乳腺腫瘍が低減するという科学的な証拠(エビデンス)は希薄であり、世の中の愛犬家に避妊手術を勧める根拠にはならないと公表されている。 自然の摂理で授かった卵巣や子宮を切除することは自然の摂理への反逆であり、避妊手術は犬の健康に有害無益な蛮行であることが科学的に明らかになった。犬の避妊・去勢手術をして儲けている獣医は鬼の心を持った犬の天敵だ。 避妊手術による乳腺腫瘍低減説は科学的に否定された。たった一つのでっち上げの論文に世界中の獣医が群がり、その捏造論文を根拠にして、世界中の愛犬家をだまして犬の避妊手術をして儲けているのだ。砂糖に群がる蟻のように、たった一つの偽装論文に獣医が喜んで群がり、避妊手術の詐欺商法を行っている構図だ。世界の獣医界の詐欺体質の氷山の一角が暴露された。 アメリカやイギリスの獣医界は、その詐欺商法を獣医大学が中心になって糾明しているが、日本の獣医界にはその動きはない。 日本の獣医界は、獣医大学も含め、白衣を着た詐欺師の集団だ。犬の健康に有害無益な避妊・去勢手術をして開業獣医が儲けることに、獣医大学が加担したり、素知らぬふりをしてる。教授連は、国民を愚弄し、だましている卑劣な連中だ。知能が低い上に心の腐った三流人間が一人前の顔をして学生に科学的に間違っていることを教えている。 日本の獣医大学の教授連の心は動物虐待の詐欺商法に汚染されている。学生にウソを教えて開業獣医にして、国民の愛犬家をだまして儲けさせている。開業獣医の詐欺商法を指南している悪の親玉だ。日本の獣医大学や獣医学部は詐欺師の養成学校だ。 英国小動物獣医師協会British Small Animal Veterinary Association (BSAVA)の機関誌Journal of Small Animal Practiceに掲載されている学術論文は、犬の避妊手術と乳腺腫瘍に関する膨大で詳細な調査研究論文だ。 The effect of neutering on the risk of mammary tumours in dogs – a systematic review その学術論文の要約部分だけを一般愛犬家向けに翻訳してご紹介する。獣医が宣伝広告しているように、はたして、避妊手術をすると犬が乳腺腫瘍になるリスクが減るかどうかに関心がある一般愛犬家にも理解しやすいように意訳してある。 要約 避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが低下すると一般的に言われているが、しかしながら、その証拠(エビデンス)は、今まで体系的な調査では評価されてなかった。本研究の目的は、避妊手術をすると乳腺腫瘍のリスクが低下するという証拠の重みと強さを評価することである。体系的評価はコクラン・ガイドラインに基づいて行われた。 11,149の調査結果のうち、13の論文が避妊手術と乳腺腫瘍に関する論文であった。その論文のうち、一つだけが「避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクをいくらか予防できる」と述べており、それ以外にそのような論文はない。 入手可能な証拠、および、公表されている乳腺腫瘍になるリスクに基づいて評価すると、避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが減るという証拠と、若い年齢のうちに避妊手術をすると更にそのリスクを減らすことができるという証拠は、希薄であると判断でき、避妊手術をきっぱりと勧める確かな根拠とはならない。 ( 翻訳者 ブログ「愛犬問題」開設者:Paroowner ) 原文(主要部の翻訳した部分を抜粋) Abstract .A commonly-stated advantage of neutering bitches is a significant reduction in the risk of mammary tumours, however the evidence for this has not previously been assessed by systematic review.The objectives of this study were to estimate the magnitude and strength of evidence for any effect of neutering, or age of neutering, on the risk of mammary tumours in bitches. A systematic review was conducted based on Cochrane guidelines.Of 11,149 search results, 13 reports in English-language peer-reviewed journals addressed the association between neutering/age at neutering and mammary tumours.One reported “some protective effect” of neutering on the risk of mammary tumours, but no numbers were presented.Due to the limited evidence available and the risk of bias in the published results, the evidence that neutering reduces the risk of mammary neoplasia, and the evidence that age at neutering has an effect, are judged to be weak and are not a sound basis for firm recommendations. 補足 獣医たちが詐欺商法の根拠としているアメリカのねつ造論文は40年以上も前の物だ。Factors Influencing Canine Mammary Cancer Development and Postsurgical Survival JNat Cancer Inst 43: 1249-1261, 1969. 避妊手術による乳腺腫瘍低減説を糾明した英国小動物獣医師会誌の貴重な情報提供は、次の随想のコメント欄にあった。投稿者のnekoさんに厚くお礼を申し上げる。 避妊去勢手術が犬の健康に与える影響の概要 英文ネット記事を全文翻訳紹介 関連随想集 1 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集2 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに!3 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介4 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その25 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)6 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!7 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 8 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!9 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!10 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ11 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 12 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 13 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 14 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 15 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 16 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集 転載引用は無料だワン! ただし、リンクを付けてワン! -