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カテゴリ:渡航へのプロローグ
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二人の娘とは小学校、中学校、高校と順調に海外旅行に行く計画を達成し、いよいよ来年娘2号との欧州旅行が最後(たぶん)だ。
まずは冒頭申し上げておきたい。 ANAのマイレージ制度が無かったらこんなふうに航空機旅行などできてやしない。 感謝だ・・・m(__)m
さて、、来夏のスケジュールは過去最も特典が取りにくい日程だった。
旅程を考えてるとき、最初はブラックアウトなんじゃ?と、心配したほどだ。
ちなみに、娘達のガッコは「一応」進学校・・・3年生になると夏休みなどあってないようなもの。1、2年生でも夏休みに入った途端に補習が始まり、それが終わっても学校行事の準備とかで毎日学校。しかも2年になると大学見学などがあって、行かないと内申の評価が悪くなったりする。さらに学校が始まるとすぐに試験があって、そのための補習が夏休みの終盤から始まる。 本当に学校に行かなくてもよい夏休みなんて1、2年生でも2週間くらいしかない。 そんなワケで、旅行に行ける日程はものすごくタイトだ(+_+)
案の定、復路ANA便は取れそうにない。 というか、往路がよく取れたな!と驚いていた。
ロンドン―成田間の復路2席のうち1席取れれば成立するのに・・・
無情にも、非情にも、なんの人間的な感情が入らないまま、ANAのシステムは今回の海外渡航中の間にワタシ(娘の分)の予約を削除してしまった。
システム上のルールだからと言ってしまえばその通りだ。
しかし、ほんの3、4年前のANAの予約センターは血が通っていた。
家族旅行だと、片方の予約が成立しても、もう片方の予約が成立してないときは予約を一緒にしてくれ、二人一緒で空席待ち扱いをしてくれたものだ。 今でも忘れない。長女の旅行の時の男性オペレーターの軽やかな優しい応対を。
それが今回は、画面には発券期限の表示が無いまま、予約時に口頭で伝えたという経過のみで自動で予約を削除されてしまったのだ。そのうえ傷口に塩を塗り込むかのように電話で残ったお前の予約はどうするんだと聞いてきた。
まあ、それは間違ってはいないだろう。 ANAに落ち度は無い・・・・
確かに娘の分だけを発券してしまえば良かったのかもしれない。 しかし欧州内分も一緒に発券すると、どこかの区間でワタシの分が取れない可能性がある。だから日本―欧州だけ発券して欧州内は別発券という手もあるだろう。しかし、発券後は経路の変更はできないし、仮にこの方法をとったとしたら莫大なマイルを必要とする。どうしてもいきたけりゃそこまでしろってことなんだろう・・・・
愚痴を言えばきりがないが、確かに空席を心待ちにしている方々は沢山いるんだから、人間の感情が入った扱いをしていては予約を混乱させることは解っている。しかし、ワタシと娘の予約を一緒にしてさえくれれば解決するのだ。というか、前はそうしてくた。これはオペレーターの取り扱いの差ではないのだろう、たぶんそういうシステムのルールを厳格化したのだ。
仕方がない・・・・ が、以前のANAの血が通った応対とどうしても比べてしまうのであった(+_+)
娘には来夏の旅行を断念したことを伝えると、かなりガッカリしている様子。
他社便も空席が無いのは解っていた。
が、再度チェック。
そしたら、往路は関空発で復路がコペンハーゲン発にビジネスの空席があるではないか!
!(^^)!
え?マジ・・・? というか、また娘2号は関空発?
翌朝すぐに電話してまずは日本と欧州の往復便を抑える。
発券まで72時間あるから、その間でどこに行くか検討することにして・・・・
まずは、当初目的地にしていたマラガ(トレモリーノス)はイスタンブールからの空席が無い。別ルートも考えたが時間が妙に開いたりしてなんだか途方もなくめんどくさい。
しかも、当初よりも旅程が1日短くなってしまったからアンダルシアに行くのはちょっと厳しい。行っても、グラナダへのツアーの催行日と合わなかったり、ちぐはぐになってしまう。 当初のスケジュールはそんな現地発ツアーの日程も考慮してかなり考え込んだパターンを数種類準備していたが、そのどれも使えない事態に陥った。あの苦労は何だったのか・・・
娘の希望はロンドンとその他2都市。1都市はブリュッセルに決まっていた。もう1都市をサントリーニにしたいと思っていたがアテネとサントリーニを結ぶ空路に近辺の日程全てで空席が無い。
1日中、ずっとスターアライアンスのルートマップとにらめっこ(^^ゞ
パリ、ニース、ジュネーブ、バレンシア、クレタ島・・・・とにかく検討に検討を重ね、最終的にはジュネーブ、ニース、ブリュッセルの3都市に決定。(娘第1希望のロンドンは空席が無かったりスケジュールの関係でどうしても旅程にいれることができなかった)
一旦は予約を入れて、発券期限までに再検討することにした。
で、発券期限の前日。 なぜかアテネ→サントリーニに空席が発生!!なんで???
って、ことで、土壇場で サントリーニ、パリ、ブリュッセル に決定。(サントリーニ2泊、パリ2泊、ブリュッセル1泊)
パリが入ったのはやはり次女にも印象派の名画を見せてあげたかったし、欧州に2回も行って、ロンドン・パリ・ローマのどこにも行ったことが無いってのはかわいそうかな?という、親心? (^^ゞ 娘もパリには行ってみたいらしいし。
さて、、驚いたのが燃油サーチャージ等の諸経費。
当初のロンドン・マラガ・ブリュッセルを周る日本発ANA便だと、1人9万円近くかかっていた(最終旅程ではなかったが)。二人で18万円!巨額だ・・・ (+_+)
それが、この旅程だと一人およそ5万7千円。
ANAってサーチャージ高いんだねぇ~(+_+) ※ちなみに、ロンドンは空港諸税等がすごく高いんだけど、ストップオーバーしようがしまいがあまり違わず、総額に占める割合はそれほど高くはなかった。やはり大きいのはANAのサーチャージだった。
結果、他社便になって、これだけは良かったかな?
当初の予定より1日短縮だけど、一人5万7千円でビジネスクラスで欧州へ旅行できるんだから、やはりマイレージ制度様々だ・・・・
ところで蛇足だが、ここ毎年特典でANAのオペレーターにお世話になっていると、最初に電話に出た応対でなんとなく親切な方か、決まりきった受け答えをするだけの人か判るようになってきた。
声のトーンや話方の抑揚で、「あ、今日はついてないな~~」などと・・・・(^^;
それこそ人間がやってることだからね~ 自分もそうならないように自省しなければならない・・・・
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