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2021/02/10
カテゴリ：映画・音楽・芸能
  光秀を演じた長谷川博己の演技が見事で 余韻の残るいいラストだった。 最終回は『本能寺の変』の描写で終始し 光秀の軍が早朝、信長の寝込みを襲うさまが描かれた。 しかし、信長を討った後 羽柴秀吉と戦う場面や 敗走中に落ち武者狩りに遭い生涯を閉じた場面は描かれず 光秀の死は明示されなかった。 『麒麟がくる』を楽しみに視聴していた者として 光秀が敗走中に殺される姿なんて見たくないと ずっと案じていただけに 最終話のラストシーンに胸を撫で下ろした。  本能寺の変から三年後、足利義昭を訪ねた駒は 光秀は山崎の合戦では死なず 丹波で生き延びているという噂があると話す。 そのあと駒は、街中で光秀と似た人物を見かけ 追い掛けるが その光秀そっくりの男は 馬で駆け去って行く・・・それが最後のシーンだった。 意外すぎる展開には賛否があるだろうが 『光秀生存説』をにおわせる演出で締めくくった。 だから、『その後の光秀』なんて番組ができたら 面白いと思う。 『光秀＝南光坊天海説』は根強い人気なので 家康の側近を務めた僧正が光秀だったなんて ウソと思いつつも夢があって楽しい気持ちになりますね。 １年に渡って日曜日の夜を楽しみにして 見続けた『麒麟がくる』は 『織田信長を殺さざるをえなかった明智光秀の哀しみ』を 描く大河ドラマだったんんだなあと思う。 敵襲を受けたときの信長の 『十兵衛か！であれば是非もなし』のセリフは その象徴とも言えるのではないか。 討つ方と討たれる方に分かれながらも 二人は心が通っていて 『あやつが殺しに来たのなら、それは仕方がない』 と納得した信長の心情が伝わってきた。  光秀役の長谷川博己と信長役の染谷将太は勿論ですが 二人を取り巻く役者たちの演技も素晴らしくて 見応えのあるドラマでした。 暫く『麒麟がくる』ロスが続きそうです。  ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪  にほんブログ村  育児・3人兄弟/姉妹ランキング  ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2021/02/11 03:09:58 PM
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