カテゴリ:映画・音楽・芸能
大賞に選出された佃良太による脚本の 『星とレモンの部屋』を見た。 NHK制作によりテレビドラマ化され 3月19日に放送されました。 社会的な問題となっている引きこもりは 国内で100万人規模に達している可能性があるそうです。 高齢の親が亡くなったあと 引きこもりをしていた当事者が 老いて亡くなった親の死体と暮らしていたという 複数の実話をベースに、物語が紡がれています。 18年にわたって自室にひきこもる里中いち子は 家庭用プラネタリウムで星空を眺め 話し相手は母親と 同じく引きこもりの『RYO』と名乗る相手との チャットのみという日々を過ごしていた。 ある日、母親が倒れたが 他人と話すことができないいち子は 救急車すら呼ぶことが出来ない。 『RYO』に助けを求めると 彼の意外なアドバイスで物語は急な展開になっていく。 今まで見た引きこもりのドラマは 引きこもりの家族や行政の目から見たものでしたが このドラマは引きこもりをしている当事者の視点で 描かれている点で それまでのドラマとの差異がありました。 いち子の母親が亡くなり 亡くなった後もいち子に優しく語りかける姿に 深い愛情を感じました。 生きているうちに、こうやっていち子と喋りたかっだろう と思うと、母親の切ない気持ちが切々と伝わってきました。 引きこもりの人が抱えている絶望が 胸に迫ってきて、正直、暗い気持ちになりましたが 最後にガラスを割って外に母の死を知らせる いち子の勇気に どんな暗闇にも何処かから光が差している というラストに救われました。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪ にほんブログ村 育児・3人兄弟/姉妹ランキング ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/03/21 02:28:02 PM
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