カテゴリ:私の本棚
商品を見る→愛と同じくらい孤独 328円 『悲しみよこんにちは』は世界的なベストセラーだが 私はインタビュー形式で自分の人生を語る 『愛と同じくらい孤独』を何度も読み返している。 古本屋で『愛と同じくらい孤独』の背表紙を見つけた時 何かビビビッとくるものがあって つい手に取ってしまった。 タイトルのセンスがいいのも サガンの詩的感性が素晴らしいからだと思う。 『愛と同じくらい孤独』はサガンが四十歳の頃にまとめられた インタビュー集で、翻訳をされた朝吹由紀子さんは 『悲しみよ こんにちは』を翻訳された 朝吹登水子さんの娘さんです。 私が持っているのは 〔発行 1976.8.5:9刷 1976.10.10〕ですから たった2ヶ月でこんなに版を重ねたことになる。 それだけ人気作家として注目を集め 人気が高かった証拠だろう。 心に響く言葉にマーカーを引いて 時々そのページだけ読み返しているが 年齢と共に深いなあと思える言葉と ウーンちょっと違うかもと思わされる部分もある。 彼女の正直でごまかさない告白は 迫力満点の自伝といえるだろう。 彼女は、40代半ば以降、金銭問題やアルコール依存、薬物依存で 身体が蝕まれ、徐々に歩くことも困難になった。 晩年のサガンがベッドの上で 何を思っていたのかは分からないが 自分の人生を悔やむことはなかっただろう。 『年を取ると喜びは減りますが興味の方は深くなります 年取ることを私は恐れていません』 こんなことをサラリと言える大人って やっぱりお洒落でカッコイイなあと憧れる。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪ にほんブログ村 育児・3人兄弟/姉妹ランキング ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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