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カテゴリ:教育機関(保育園・小学校)
私が子供だったころに比べ、教科書はカラフルかつ、単純な計算問題の反復問題が少なく、単元も次から次へと唐突に飛ぶ感じがする…
それからすると、リューリューにとってはだんだんと読解・概念が追い付かず、そろそろ特学で取り出し授業に移行するようになっていきそう… たとえば、さんすう。 10までの数の分解・構成はなんとかやれても、その裏にいきなり足し算の文章問題。 さらにバナナがのっています。あわせてなんぼんあるでしょう。 この問題、品物がりんご、みかんと、変わり3問なんですが。 いきなり、文章問題で、足し算なの? しかも、数字だけ穴埋めで入れるとかじゃなくて、数式全部をここから作り出して、答えも何個、とか何ぽんて書かなきゃいけない… 私なんて、思わず… 『なんてビックステップ…』と思いました。笑 教科書をみると、『あわせていくつ、ふえるといくつ』という項目で、あわせて○コ、みんなで○にん、ぜんぶで○さつ、ふえると○匹、いれると○ほん、○人くるとなんにん ってな感じのもんだいを練習しつつ、数式のみの練習問題が12問&45問… それで引き算へ。 こりゃ、だめだわ… まず、あわせて、ふえると、みんなで、ぜんぶで、いれると、くると、という語彙に対してリューリューがそれが足し算だと理解しないとならないし… まあ、それは時間をかけて覚えさせるとしても、数式のみでの反復練習をまずその前に何度も何度もさせないと数式というものに馴染まないし… ここらへん子供たちはこれくらいの唐突さでも理解してすすんでいけているのね… リューリューには、ここらへんくらいからかなり時間かけてやっていかないとダメだな。 読解力がないと数式が作れません…ハイ。 しかし、分解のプリントのあとで、すぐこの文章問題なの?????? 考える力をつくる、という目的の新課程なのだそうが、やたら回りくどい教え方になっているような気も… リューリューも、社会生活の中で計算したり、書いたりということを使えるようにならないと不便ということからしても、もちろん学習というものははずさずにチミチミとでもやっていくのだけど。 この手の考える力の要綱にそった学習ではリューリューが混乱するばかりでちっとも計算式の解き方や作り方が会得できそうもない。 まあ、もともと知的障害児のための指導内容じゃないけど… 勉強という意味では、正直、スーリンの通っている公文での教材でスモールステップ&反復のほうが、できやすいなあと思っているので、いわゆる計算という学習においては、こちらを使うかも… まあ来週末の音楽会が終わってから、今後の勉強について相談しましょう、と特学の担任からも言われているし… うちの息子うんぬんというよりも、他の子供たちってこの唐突さをきっちり理解していけているのかしらん???? なんかローギアで発進してすぐ、エンジンあたたまってないのに、いきなりトップギアでフルアクセル~的な学習の流れなのね…笑。 ここらへん公文での懇談会でも話題になったが、これか二学期以降、ものすごく唐突な単元のうつりかわりになって1年が終わるという… こくごもしかり… ひらがなのんびり~から、いきなりカタカナやって、そんでもってすぐ漢字~ 障害児の子供もっているといわゆる言語を三つも一気に学ばせることにそうとうな負担を考えますけど、子供はそんなこと苦でもなくいけちゃうのか…???? 他の外国語の表記記号は1種類なのに、なんで日本語だけ3種類もあるんだろう… 3種を組み合わせて文章を作る私たちって本当はすごいんではなかろうか… でもさ、英語なら、アルファベット26文字ですむのに…笑。 ひらがな、カタカナ50音ずつと、濁点、破裂音なども含めると、それだけで100数十個書いて覚えて、さらにそれを漢字という文字で書きかえる… しかも、漢字は果てしない……… ……リュ、リューーリュー、とりあえずひらがなで文かけるようになればいいよ……甘い?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.19 23:19:50
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