ノギさんはそうめんがお好き
はんらとノギさんの食べ物の好みはかなり合わない。一緒にビュッフェに行くと、好みの差は歴然としている。ひとつとして同じものを持って来ないからだ。家族でどこかに行くと、大体、息子たちが食べたいというものを食べるので揉めることは少ない。でもはんらとノギさん2人で出かけると揉める。韓国に住んでて韓国料理はいつでも食べられるんだからはんらに合わせてくれたらいいのに。さて、そうめん。ノギさんは大好き。子供の頃、ノギさんちはイチゴ農家で、韓国では農作業する時にはご飯とご飯の間に間食を食べるらしいんだけど、そうめんを食べることが多かったんだそう。それでノギさんは今でもそうめんを食べると、子供の時にみんなで食べたそうめんを思い出して、胸が熱くなるらしい。はんらは先日も書いたように実家の母親がひとりで店をやってたので忙しく、夏休みのお昼は連日、安くて簡単なそうめんだった。はんらが茹でることも多かったっけ。40日間、ほぼそうめんだった。はんらは多分、小中学生の時に一生分のそうめんを食べてしまったのだろうと思う。そうめんは好きじゃない。「会社の近くにそうめん屋さんができたんだよ。行こう行こう」と、ノギさんに熱心に誘われ行って来た。1人前が、7500ウォン(854円)。こういうそうめんは、韓国では「チャンチククス」という。「ミョルチククス」ともいう。ミョルチ(カタクチイワシ)でダシを取ったスープだから。詳しくは、こちら(←クリック)はんらの半分をノギさんの器にてんこ盛りに乗せてあげた。でも完食してたよ。ホントに好きなんだね~