カテゴリ:本・映画
最近、吉本ばななさんに本を立て続けに読んで、まだ1冊途中なんだけど、これが読み終わったらもうしばらくはいいかなっていう感じ。
吉本なばばさんの本は、初期の頃(1988-1989)「キッチン」「哀しい予感」「白河夜船」「TUGUMI」「うたかた/サンチュアリ」まで読んでそれ以降読んでいない。 少し前に「イルカ」(2006)を読んで、去年の終わりから「なんくるない」「海のふた」(2004)「ハゴロモ」(2003)そして今途中なのが「デッドエンドの思い出」(2003) なんだろう、読んでいてときどき「そうだよね」って思うところがあるんだけど、「海のふた」の会話の多さにおなか一杯になった感じかな。 人間関係ってもちろん言わないとわからないことはたくさんあるんだけど、たとえば映画やテレビドラマや小説で、会話として多くを語り過ぎるのも私は苦手なのかも。 会話以外のコトで想像したり、琴線に触れたりするようなものが好きなのかもね。 でも、もちろんばななさんの小説を否定しているわけではなくて、初期の作品は良かったと思うし、最近立て続けに読んだのも、それなりに感じることがあったからです。 またしばらく時間が経ったら、突然読みだす可能性もあることでしょう。 その他に年末に読んだ本は、 「鍵のない夢を見る」~辻村深月 【送料無料選択可!】鍵のない夢を見る (単行本・ムック) / 辻村深月/著 5作の短編のうち最初の1つ以外は、新聞やニュースで話題になったような、ドラマでみたことのあるような、そんな犯罪とか、社会問題に関することが題材になっている。 直木賞を受賞するに値するかどうかは私にはよくわからないけれど、女性心理が良く描けていると思う。同じ内容で男性心理を描いたものも読んでみたい。最初の1つは男性が出てこないけど、出てくる女性が男性だったらどうなるのかとか。 ただ、最後まで題名である『鍵のない夢を見る』の意味がよくわからなくてずっと悩んでしまいました。 なぜ、この題名なのかということもそうだけど、本の内容とは関係なく「鍵のない夢」ってどういう意味なんだろーって。 新年からたくさん夢を見てうなされている!?ので、夢を見ないで熟睡したいです(苦笑) 「クラウドクラスターを愛する方法」~窪美澄 【送料無料】クラウドクラスターを愛する方法 [ 窪美澄 ] 窪美澄さんの本は、3冊目。 いままでで一番読みやすい。肩の力を抜いて生きていけたらいいな… 「…ときには荒れ狂う雨や風もないとね、青空は見えないもんなんだよ」克子おばさん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.04 20:09:40
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