カテゴリ:本・映画
初読みの作家さんです。
読み始めは、ミステリーでおもしろそうとだなぁ~と。 事故で亡くなった夫「ある男」が、実は別人だったという謎を弁護士が解き明かしていきます。 ある男 [ 平野 啓一郎 ] 読めない漢字とか出てきてどうしたものかと(苦笑) でもきっと、そういう作家さんなんだと思うことにして、気にせず読み飛ばし(笑) 本当はいちいち調べたかったのですが、先が気になって(言い訳) だんだん、いろんな社会問題とか出てきて、単なるミステリーではないことに気が付いて、じっくり読むために読むペースを落として、自分の中で噛み砕くように読んでいきました。 最後の方にギリシア・ローマ神話が出てきますが、主人公(弁護士)の解説を読みながら、意味のわからない神話について考えることに少し興味がわきました。 読んで良かった本でした。また平野さんの本を読んでみたいなと思った一冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.11 12:00:13
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