カテゴリ:本・映画
初読みの作家さんです。友達から良かったよとlineが届いたのですぐに予約。
複数愛(ポリアモリー)に理解があることが条件のシェアハウスで暮らす4人の男女の物語。 愛の色いろ[本/雑誌] / 奥田亜希子/著 4人が交代で語る形で物語が進んでいく。 良くんの離婚の原因はよくわからなかったけど… ロクロウ(ロボット)には泣かされました(笑) 最後はどうやって終わるのだろうと読んでいる途中から気になっていたけれど、納得の終わり方。 ストーリには関係ないんだけど「六色セットのクレヨンに入っている青で染めたみたいなワンピース」という表現が、とてもわかりやすい。もうその青しか思い浮かばないし 複雑な青を言葉で説明して想像させるのも、書き手の力量が試される(読む方の想像力もね)とは思うけど、きっぱりそれってわかる色を示してくれたのが潔い。六色っていうところもポイントだね。一般的に、クレヨンで六色って買わないと思うので。せめて12色は欲しい(笑) 表紙はいろいろな緑、裏表紙はいろいろな赤、題名は「愛の色いろ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.07 16:30:22
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