カテゴリ:本・映画
これは再読な気がするが、再読として、再読してよかった。
著者のお父さんが永遠のおでかけ、つまり亡くなった話がメインです。 永遠のおでかけ (毎日文庫) [ 益田ミリ ] 益田ミリさんのエッセイは、心に沁みるなと読みながら思いました。ところどころ読み返したりして。印象に残ったのは、お父さんとのエピソードはもちろんなのですが、そのとらえ方というか表現がいい。 「最後のプレゼント」の章に中学生のミリさんのお誕生日にお父さんがブティックのショーウィンドウに飾られていたセーターを買ってきてくれたエピソードが書かれていた。ミリさんは、当時のお父さんの姿を想像できる未来も一緒にもらったとある。つい私までお父さんの様子を想像してしまった。 それから時々、章の終わりに大きな文字で書かれている文章のうち、今回は小学校の桜の話がよかった。澄んだ小学校の桜が目に浮かぶ。学校は自分の母校ですが。 「しあわせしりとり」も読みました。 しあわせしりとり [ 益田 ミリ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.20 05:00:09
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