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裏庭のおしゃべり

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2014.05.30
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カテゴリ:アロマテラピー

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今回はちょっ真面目なお話・・・
いえ
いつも、ふざけているわけではありませんが^^;

多分、
多くの人が無意識下で感じていることだと
思いますけど
五感を使って自然に触れる刺激は
脳と(多くは大脳辺縁系)につながって
恒常性維持に関与してますよ~
だから
恩恵を受けに出かけましょう~という
間接的なお誘いです。

出かけることができない方は
風景を眺めたり
植物に触れたり、アロマテラピーやハーブを
取り入れたりすることで
リラックス効果を期待できるかもしれません。

そんなライフワークの方も多いですよね。

もともと
自然が人間の心身をともに癒すのは
ヒトの進化の99%以上が自然環境の中で行われてきた
からと言われているようです。

森林浴などによって
中枢神経活動・自律神経活動・内分泌活動は
沈静化し
快適感、鎮静感、リフレッシュ感などが
高まる実験結果があるようです。

NK細胞活性の低下した男性ビジネスマンや
女性看護師たちによる
免疫系に及ぼす影響を
森林の二泊三日滞在によって調べた結果
NK細胞活性が回復し
さらに
ヒノキ精油を揮発充満させたホテルの部屋滞在
においても
同じように回復できたという実験結果が
報告されています。

室内実験においても
人間は「自然」がもたらすリラックス効果を
聴覚、嗅覚、触覚などの五感を通して受けている
ことも明らかにされているらしい。

例えば
小川のせせらぎによる聴覚刺激
スギ材チップなどによる嗅覚刺激
木材など植物などによる触覚刺激
など。
他にも色々ありますよね~。

こういうことが心地よいのは
人間の本能がちゃんと知ってますもの。

一方
医療機関においては急激な高齢化進展の
影響もあって
転倒、誤嚥を予防し安全を最優先せざるを
えなかったため
患者の居住空間に不要なものは排除し
晴れた日も
屋内行事を空調の利いたバリアーフリーのホールなどで
行うことが一般化されてきました。

多くの患者は
入院を契機に自然から受ける刺激が急速に減少してしまう。
郊外の病院などは散歩できる機会もあると
思いますが・・・。
都市部では憩える場所もないし。

そこで、最近は
屋上緑化造成技術の向上とともに
病院などの屋上森林も増えているらしいです。
ここでの滞在が
副交感神経に活動優位な生理的リラックス状態を
もたらす結果も報告されているとか。
自律神経が安定しやすいということですよね。

もちろん、患者の病気や状態によりますが
自然由来の刺激を医療環境に導入することにより
医療を補完することが
日本でも期待されつつあるというのは
良い傾向ではないでしょうか。
特に
精神面でのケアにおいて
考えてみる余地があると思います。

また
高齢の患者は入院の際に
不安や不眠を訴えることがあり、
一般的には抗不安薬や睡眠導入剤を処方されることが
少なくありません。

しかし、この方法は
薬剤投与量が増えたり副作用を起こしたり
問題もありますよね。

嗅覚を利用した
アロマテラピーの利用で
副作用を起こすことなく、薬剤投与の軽減に寄与できれば

ヨーロッパ諸国のように
メディカルアロマテラピーが一般化できれば

私たちはもっと自然からの恩恵を受けることが
できるかもしれません。







(参考)AEAJ アロマテラピー学術誌





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Last updated  2014.05.30 13:28:24
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