裏庭のおしゃべり

                     スイカズラ　  季節の花300


             スイカズラの実　     　季節の花300


おはようございます。

ただいま台風は愛知県に上陸したようですが・・・
あの辺りはよく台風の影響を受けますよね。

怪我などされませんように、お気をつけて。

では
本日もよく知られている植物です。

結構、お役立ちですよ^^

スイカズラ


全国各地で野生化しているスイカズラ科の常緑つる性低木

朝鮮半島、中国など広く分布し
路傍、野原、土手、山林などで生育する。

初夏に咲く花は最初は白色ですが、次第に黄色へ変ります。
白花と黄花が入り乱れることから
生薬名は「金銀花」と呼ばれています。

おめでたそうな名前ですね。^^

「スイカズラ」は「吸い葛」の意味で
昔は口にくわえて花の甘い蜜を吸ったことに因むようです。
砂糖の代わりにもなったらしい。

英名はハニーサックル
よく聞く名前ですよね。

ヨーロッパでも
同じような使い方をしていたのかもしれません。

別名　　スイバナ、スイスイバナ、ニンドウカズラ






薬　用
4～5月頃、花を採取し、風通しの良いところで陰干しにする。
葉茎は2～3日、日干しにした後に陰干しに。

生薬名　金銀花（花）　忍冬（葉茎）

忍冬とは常緑のまま冬を耐え忍ぶという意味だそうです。


成　分

葉はタンニン、サポニン類、他。
花は
セリルアルコール、ステイン、ルテオリン、アラキン酸、ミリスチン酸、
リノレイン酸、リノール酸、ルテオリン、他
甘味成分のイノシトールなど。

腰痛・痔の痛み
忍冬を2にぎり程度（50～100g）木綿の袋などに入れ
かぶるくらいの水で煮出し沸騰したら
煎じ液を袋と共に浴槽に入れて入浴する。


関節痛に
金銀花2～3gを水200ccで半量まで煎じて(1日量)
食後に服用する。


解熱に
金銀花3gを1回量として水200ccから半量になるまで
煎じて服用する。


金銀酒
はれものの解毒、食欲増進、冷性、生理痛、高血圧
健胃、整腸、疲労回復

なんだか効用がすごいですね。

中国の「本草綱目」(1590)
日本の「本朝食鑑」(1697)「和漢三才図会」(1713)
には「忍冬酒」と記されているそうです。

江戸時代には日本独特の方法で醸造されるようになり
これが複雑らしい。
(主として紀州徳川家が醸造していたとか)





■　家庭でできる金銀花酒の作り方　■

広口瓶に金銀花45g、桂皮30g、紅花10g、丁子1.5gを
グラニュー糖150gとホワイトリカー1.8Lで漬ける。

冷暗所に3ヶ月程度置いた後に濾して
別の細口瓶に入れ替えて保存する。

気軽に手に入る材料ばかりですよね。
なんだか、作りたくなってきます^^


飲み方
1日30mlを限度に朝夕、二回に分けて飲みます。







食　用

葉は春～夏、花は4～5月頃に摘み取る。

新芽や若葉は
茹でたら一晩置いて灰汁抜きをした後
各種和え物や油炒めに。
また、干してお茶にしても良いそうです。

花は
3倍量のホワイトリカーに漬けて花酒に。
または干して花茶にも。

生のまま酢の物にしても葉とかきあげにしたり
お好みで。




　　　　　　　　　　　　　　　　　(参考)山野草カラー百科

昨日、ご紹介した「ユアンソープ」にも金銀花のソープがあります。
肌トラブルにも使えるハーブのひとつ。
年齢肌、乾燥肌向きのソープです。


ハニーサックルティーと言えば
なんだか美味しそうですが

忍冬茶とか金銀花茶などと言うと
不味そうなイメージになるのが不思議。^^;

金銀花茶

毒素だし、肥満防止にも






冬でも枯れない
忍冬茶

脂肪代謝効果を期待したいところです。

ほのかに甘いし送料無料なので
お試ししようと思います。

枯れない女でいましょうね～。^^;

もちろん男性も。



では、また。

良い一日でありますよ～に。







時々お世話になっているお店です
「セラピストの問屋」さん

本日まで

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