出典 四季の山野草
こんにちは。
今日は暖かくなると期待してましたが
まだ10℃にならず。。
気を抜くと風邪をひきそうですね。
週末は雨予報なので
まったりを決め込んでます^^
暦では雨水
本日から太陽も魚座ですね。
春のエネルギーが爆発するための
最終準備の季節突入?
そんなイメージを持ってます
ドクニンジン
ヨーロッパ原産のセリ科の二年草。
水辺などの水はけの悪い湿地で野生化しており
世界中で帰化しています。
寒さに強く春に芽吹くと
草丈は150cm以上伸びて目立つようです。
夏に小花が密集して咲きます。
またセリ科ですね^^;
セリ科の植物は花も似ていますよね。
薬用利用が多いセリ科の植物ですが
これは
ソクラテスが飲まされた毒草。
◆
もともと日本では自生しておらず
動物実験用毒物として栽培されていたそうです。
いつしかその種が拡散したり
不法に持ち込まれたりなどして
今では野生化してしまっているようですね。
このまま生育地が広がると
山菜のシャクと
生育地が競合しそうなので注意が必要。
英名はヘムロック(毒草の意味)
欧州では毒パセリとも呼ばれるようです
葉がニンジンの葉に似ていることから
名づけられましたが
朝鮮人参(ウコギ科)の葉には似ていません。
◆
有毒部分は全草(特に果実)
有毒成分
神経毒のコニイン、コンヒドリン など
中毒症状
中枢神経を侵します
神経麻痺、呼吸困難、嘔吐、昏睡 など
症状はドクゼリに似る
植物全体がアロマでお馴染みの
フェンネル(ウイキョウ)、アンジェリカや
ワイルドキャロット、山菜のシャクに似ているので
ちょっとコワイですが
でも
大丈夫
この植物はとっても臭いのです。
そして
緑の茎には赤い斑点があります。
フェンネルなどはハーバルな香りがしますが
ドクニンジンは
かなり不快な臭気を放っているらしい。
そのため
放牧している家畜の誤食も少ないとか。
◆
でも
この植物にも花言葉はあるんです。
「あなたは私の命取り」
そんな臭いお花を贈ることがあったのかしら?
いやがらせ? ^^;
いろいろ想像すると面白そうです。
では、また