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裏庭のおしゃべり

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2017.07.01
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テーマ:つぶやき(11362)
カテゴリ:書籍

 

 


7月になりましたね。

そして
今日は映画の日ということで

「パイレーツ・オブ・カリビアン・最後の海賊」を鑑賞してきました。

 

この長いシリーズ
ジョニデがジャックをやる限りお付合いするつもりですが
今作でのジャックは
まるでお笑い担当のようで^^;

小気味良く相手を振り回すカッコよさは
激減だったかも。

 


今さらといいますか
シリーズを通してよく知られていると思いますので
レビューはしないでおきますね。

 


(予告編)


 シリーズが長いと
かつてのヒーローやヒロインたちも年齢を重ね
物語的にも次世代(子供)の登場

観ている方も年齢を感じてしまいますわ^^;


そして 

ヘンリー(ウイル・ターナーの息子)を演じた
ブレントン・スウェイツや

 
ジャック・スパロウの少年時代を演じた彼(名前わからない)も

 
今後、注目されそうですね。

  

閉じ込められていた、あのブラックパール号も

海原に出ますヨット 


あ、ポール・マッカートニーも出てます。 


ビデオ

 
昨日なのですが
夢見が悪かった。。そんな気分でした。

相変わらず寝入りが悪いので
買ったまま放置していた小説「朱鳥の陵」(坂東眞砂子著)を
就寝前に読んでいたら
讃良皇女(ささらのみこ)後の持統天皇ですが
怖ろしげに出てきた。。--;


以下はその物語の概要です。

「日枝夢解売」(ひえだのゆめときめ)という通り名の白妙は
かつては
香島神宮の阿礼乎止売(あれおとめ)であったが

ある日、ひとりの皇女の夢を読み解くため京に召され
その皇女の夢解きを始めたところ

なぜか讃良皇女(現在の太上天皇)の幼少時の心に捕まり
その後も魂が讃良皇女の心へと引き込まれ

太上天皇となるまでの恐ろしい秘密を全て知ってしまう。



背景は飛鳥時代の奈良
讃良皇女の父親は葛城皇子(中大兄皇子)

大化の改新時に外戚の蘇我氏(母方男子)は殺され
後に嫁がされたのは父の弟の大海人皇子(叔父)でした。

新益京(あらましのみやこ)いわゆる藤原京が
いまだ完成途中にある頃

そんな倭の京は魑魅魍魎だらけ
そこに白妙が常陸国からやってくるのでした。

 
コワかったのは

意識に潜む白妙(引きずり込まれ出たくても出られない)に
讃良皇女(現在の太上天皇)の意識(魂)が

「見つけたぞ」とほくそ笑むところ

 ただ

歴史上の有名な人物がてんこ盛りで登場し
時代小説でありながら
時間の概念が特殊であったり

後半に向けては作家お得意のホラーへと変換しますので
この時代に興味のある人には面白いかもしれません。

 
我とは誰だ
吾(わ)か、我(わ)か、朕(わ)か

上矢印

 これは私の夢の中で
再現された讃良皇女のつぶやき 

 就寝前にホラーを読んではいけません^^;

坂東氏の作品全てのファンではないけれど
ぞわぞわ感がほしい時は、手に取ってしまいます。 

 

 
昔、山岸涼子著「日出処の天子」を飽きるほど読んだので
厩戸皇子を中心とした背景は
大化の改新前あたりまではなんとなくわかるのですが

それから奈良時代に至るまでの歴史には
曖昧で頼りない記憶が少しだけ。。

しかし
この小説はその頃が背景になっていて

相関図も示されてないのでいささか混乱しましたが

 中臣鎌子(藤原鎌足)の子孫が
今後、台頭していくだろう様の描き方や
薬師寺との深い関係も含めて

興味をそそられながら、時にぞわっとしながら
そして
作家を偲びながら読みました。

すると、ちょうど読後に
友人が薬師寺の十二神将のマニラ大将の絵を
もらったと見せてくれましたが
私にとってはなんとタイムリーなお話し。

 そういえば
つい最近、日ごろはあまりしない
いくつかの神社へのお参りもしました。

 テミン(前ブログ)が公開したMVもまた
朱い鳥が舞う朱みを帯びた色彩で
この小説のイメージにもぴったりでして。。^^;
(こじつけかもね)

 
ちょっと妙な気分


 ◆

 
さて、蛇足ですが

実は小説の中の白妙には
兄がいて京で舎人の役職についています。

昔は共に香島神宮の
阿礼乎止古(あれおとこ)と阿礼乎止売(あれおとめ)
であったという設定ですけど

その阿礼乎止古こと稗田阿礼は
実在の人物ですよね。

江戸時代には「女」ではなかったのか
という説もあったらしく

その根拠は祖先を辿っていくと
もともと巫女や女孺として朝廷に仕える一族で
アレ(阿礼)とは
巫女の総称でもあるからだとか。

面白いですね。
それを兄妹として登場させたのも。

そういえば
賀茂神社の斎院も阿礼乎止売?だったかな。。

よくわかりませんが
こういうことは呪力があるかのごとくに
首を突っ込むと、はまってしまいそう^^;


なんだか、ただの
とりとめのないおしゃべりになってしまいました。



では、また。




 

 

 

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Last updated  2017.07.02 22:44:11
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