2037058 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

裏庭のおしゃべり

裏庭のおしゃべり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Profile

wna

wna

Rakuten Card

2018.02.20
XML
カテゴリ:映画・俳優

今日は久しぶりに穏やかな陽気でした。
2月も後半、春も近いですが花粉も飛び始めたようですね。

先週、この映画を観てきました。
話題作ですよね。

一度観ただけのあやしい記憶に頼っているので
記憶違いがあると思いますが
少々のネタバレを含みますので
ご覧になる予定の方はご注意くださいね<m(__)m>



「グレイテスト・ショーマン」
興味のある方はこちらで。

下矢印

​​HP


ビデオ


Story


時は19世紀、仕立て屋の息子バーナムは
貧困生活にあっても
幼い頃から人生を切り開いていくパワーに満ちた
活動的で明るい夢想家。

身分違いも臆せず
一途に愛してきた幼馴染のチャリティと結婚し
新生活をニューヨークで始める。

しかし、勤めていた会社はあっけなく倒産。

「どうせ長くは続かないと思っていたわ」
そう言ってチャリティは微笑む。

それを機に
バーナムは家族のため、愛する妻に約束した未来のため
「夢」の実現へと邁進し始める。




商船の登録証を担保に銀行融資を受けて始めたのは
世界中の珍しい剥製や奇妙なものを展示した「バーナム博物館」でした。

ところが、客が来ない。

 「だって、死んだものばかりだもの」

「動かないわ」

その娘の一言にひらめいたバーナムは
身体の特異性から差別を受けていた小人症や結合双生児などの
社会で居場所のない個性的な人々を集め
個々が持っている才能を引き出して
一つのショー団(サーカス)を作り上げる。



それは、うけた。

 たとえ
ハイソサエティの人々から蔑みを受け
批評家には激しくこき下ろされ
一部の民衆からの差別や排除運動があっても
バーナムは大成功を収める。

貧乏暮らしから脱却、生活も一変し
次に彼が注目したのは
批評家やハイソサエティの人々に支持されている
新進劇作家のフィリップの存在。

すぐに彼を説得し仲間として迎え
彼の支持層へもアピールできる方法を模索する。



そんなある日、フィリップの縁故で
ビクトリア女王に拝謁するチャンスを得る。
そこでバーナムは
スウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドと出会う。

彼女の才能に魅了されたバーナムは
フィリップにショーを任せ
膨大な資金とエネルギーを注ぎ
アメリカで無名だったジェニーのプロデューサーとして
ツアーを企画し実行することに。

彼女の歌はアメリカでも絶賛された。
しかし
ビジネスパートナーとしてだけでなく
ジェニーが求めていたのは彼の愛。

その愛は得られないと絶望した彼女は
ツアーを途中降板し
二人の仲をスキャンダルへと仕立て上げてしまう。

一方、バーナムがツァーから戻った夜
劇場の排除デモが暴徒化し劇場は放火で全焼。
ジェニーとの捏造スキャンダルも新聞に掲載され
傷ついたチャリティは去り、借金で家は差し押さえられ
バーナムは全てを失ってしまうことに。。

 

ビデオ


直球です。

ストレートにガツンとくる映画。

テンポもよく
楽曲と演出の表現力がとても魅力的でした。

映画は
実在の興行師、P・T・バーナムの半生を
モデルにした物語だそうですね。

 妻への一途な愛に満ち、多くの夢を抱いた男は
アイディアマンで強引な自信家ではあるけれど
ひたすらポジティブで
嫌味のない親し気な人物として描かれています。

ヒュー・ジャックマンにピッタリ
というべきでしょうか。

個性的な団員たちは
親に捨てられりサーカス小屋の見世物とされたり
アンダーグラウンドの住人でしかなかったり
人間としての尊厳を傷つけられた人たち。

そういう彼らを見世物とする是非を
問いたくなるかもしれませんが

この映画で描かれるバーナムは
全ての人にエンターテイメントを楽しんでほしいと
演じる側も観る側も幸せになれるショーを目指し

個性的な人々の持つ才能を開花させて
身体的特徴による劣等感を開放し
自信と居場所を与え
彼らへの尊厳の是非を問い、また見せつけます。

劇中に流れる「This is me」
(大ヒット中ですね)

スクリーンでこの曲を目の当たりにするだけで
私には十分でした。
音楽のパワーってすごいですね。

いつの時代もどこの社会でも
戦争がなくならないように
様々な社会で「差別」や「偏見」もなくならない。

 この映画の世界はいまだに普遍的であり
現代社会の縮図にも見えます。


"  ただ隠れていてはダメ
自分の輝ける場所はある
自分の叩くビートで進もう
私たちはウォリアー  "


とはいえ現実には
隠れている方が楽な人もいます。

それでも
キアラ・セトル演じるレティの力強い歌が
何かのパワーになればいいなと。。








時代は19世紀、オペラ歌手も登場しますが
楽曲はヒップホップやポップス。

最近のミュージカル映画では珍しくないですね。
少し古いけれど「ムーラン・ルージュ」もそうでした。

時代を特定しない「ラ・ラ・ランド」の音楽と同じように
劇中のキレキレダンスにはビートが必須、
楽曲にも説得力がありメリハリがあって楽しかった。

そして
チャリティを演じるミシェル・ウィリアムズの
安定した存在感も魅力的でしたし


身分や人種の壁を超えて愛し合うフィリップとアンの

ロープで表現するシーンにも惹き込まれましたピンクハート





 ◇


ラストに「From now on」という曲があります。​

 SHINeeの話で恐縮ですが
今年のドーム公演のメインテーマも
「From now on」でした。
そして
日本オリジナル曲のタイトル(新曲)でもあります。

 ジョンヒョンというグループの要を失いましたが
彼らもこの映画を観ていたらいいなと
ふと、思ってしまうのでありました。。

後味の良い映画ですので
気分転換したい方には特におすすめですピンクハート


最後にキアラのインタビューの一コマを。

彼女も今までの人生の中で
辛い経験を乗り越えてきたんだなと。。

 

 

 

 

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.02.20 18:27:42
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.