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Nov 14, 2010
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カテゴリ:妄*想
街がやわらかくやわらかく闇の掌に おちたら


僕はそれに ゆらりゆられて




つけっぱなしのPCから流れる

深い海への中へと沈んでくような せんりつ。




口から逃れてく空気が雪みたいだと笑って



あてどなく伸ばした手。




指の先に掴むものはなく




つま先からゆっくりとくずれていく

僕の体は




そっと水底に眠るクジラの骨へと降る。






粉雪みたいに。





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Last updated  Nov 14, 2010 09:13:33 PM
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