行け！　泡盛マイスター

　

いつもお世話になっていたレストラン『ベルビュー』の亀田シェフと、ソムリエの比嘉さんが、この度、独立されて、那覇市泉崎で、ワイン＆ダイニング『ＫａＦｏｏ』をオープンすることになりました。　おめでとうございま～す。

今日は、オープン前のプレビューに呼んでいただきましたョ。

お店は、階段を上がって、２階です。すでに、グラスがきれいに並べてありました。厨房が見えるカウンターもあり、これまでの『ベルビュー』のスタイルとは違い、料理を作るシェフと、いろいろお話をしながら料理をいただくことができます。ソースのポイントや、素材の特徴などを聞きながらいただくと、おいしさも倍増ですね。　この一皿に、こんな思いがこもってたのかぁ、と感動 すること請け合いです。

　

まだ、本格的な仕込みが間に合わないということでしたが、今回も、とてもすてきで、おいしいディナーでしたよ。

まずは、ソラマメです。シンプルですが、春 を感じさせるすてきな盛りつけです。生ハムとハーブが乗せてありましたョ。続いて、ホタテのガスパッチョ。新鮮で大きなホタテが入っています。甘～いトマトの中に、ゴーヤなどの野菜やハーブの風味が効いてます。

今日のワイン、スタートは、アグラパールの７クリュです。これ、やわらかくて、複雑で、余韻も長く、ブドウのポテンシャルも高くて、すばらしいシャンパーニュですね。

３皿目は、活きアワビのソテーと、ヒラメの刺身風・オレンジとレモン風味のソースです。アワビは、さっきまで活きていましたョ。肝は、身より強めにソテーして、いっしょに出していただきました。

　　

続いて、やはりついさっきまで活きていたハマグリの蒸し煮・白ワイン風味です。付け合わせは、うりずん豆、クコの実、ブロッコリーです。ハマグリから出た濃厚なスープ、たまらないですね～。　フォアグラのソテーは、ピスタチオのソースとイチゴジャムが添えてありました。子羊のソテー、付け合わせは、根セロリのピューレと、飾られているのは、セージの花だそうです。

赤ワインは、今回だけ特別に、先日のワイン会の予習のために取り寄せてあった、トルコのワイン、カレジック・カラスです。ピノ・ノワールを思わせる、透明感のある明るいルビー色、スモモや、スミレのような香りがします。でも、ピノ・ノワールの酸味とは違う、控えめでやわらかい酸味。ほのかに甘みを残した作りですが、奥深く、エレガントで、樽を使った熟成感もあります。これ、なかなかのワインでしたョ。



デザートはクレーム・ブリュレでした。カラメルがパリパリ、中はトロッとして、これまたおいしいですね～。　デザートに合わせて、比嘉さんが、シャプティエのバニュルスを出してくれました。1997年ということでしたが、ラベルが現在のものと違うもので、珍しいですね。期待に違わず、濃厚で、陶酔的。おいしかったですよ～。

　　

ワイン 好き、おいしいもの 好きの方は、ぜひ行ってみてください。　お店がそんなに広くないので、予約されることをおすすめします。

これまでの『沖縄のおいしいもの』はこちら

アグラパール　ブラン・ド・ブラン　７クリュ

　カレジック・カラス　　　シャプティエ　バニュルス

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