テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:自己啓発
1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)
第1章 「1分間」の感覚をこう養え □ 私が「1分」にこだわるのには、理由がある。感覚的に、はじめと終わりが比較的見えやすいながさでrあるということだ。 □ 「決めフレーズ」とは、たとえば話の要約や最重要フレーズの繰り返しでもよい。要は、終了間際に締めるための、キャッチフレーズになるような一言だ。 □ ポイントは、こうして紙に書いて準備をするということだ。 □ 時間意識を明確に持つということは、仕事を効率的に行うための最大の武器になるだろう。 □ 「早」は「遅」を兼ねる □ 心のチェックシート ・技術に関するもの 1)具体例はあったか 2)わかりやすく、相手の経験に沿うような話ができたか 3)話は完結だったか 4)デメリットを含めたか 5)一分以内に終わらせたか ・効果に関するもの 1)心を動かせたか 2)相手の方から提言や質問はあったか 3)「ほう」「おおっ」といった相槌を引き出したか 4)イライラさせなかったか 5)次につながったか □ 構造化ができれば、英語でもプレゼンができる □ 自分が忌のあることを言っているのか、落ち着いて考えてみる必要がある。 第2章 万能! 川のフォーマット □ 提案書にしても論文にしても結局は「一般的にはこう思われているが、見方を変えればこう違ってくる。 □ 1)現状を語り 2)「しかし、」という形で、現状を問い直したり、見直す視点を具体的に提示し 3)だからこうなんだ、という結論に達するのがもっともスマートだ □ 言葉を通じて頭のなかのイメージを交換することが、もっとも人間らしい作業なのである。 □ 比喩を使うにしても、聞き手の経験に即したものにすることで、聞き手はその話を自分のこととして受け入れやすくなる。 □ 感覚として「今、この人たちは何に興味を持っているのか」を感知していくのである。 □ 自分の中で完全な構造化、絞込みができていることが前提だ。 第3章 一分間プレゼンテーション □ キーワードがしっかり組み込まれているということ。 □ その一文で表現されている命題や疑問文が、自分の言いたい本質のすべてを表しているか □ 発言の中に小見出しになるようなキャッチフレーズを必ずいれる □ メリットとデメリットをクリアにする □ 一番怖いのは、デメリットが示されていない企画が通ること 第4章 コミュニケーションを学ぶための素材 □ 私たちの話も1分単位で考える必要はない。持ち時間が1分であれば、それをさらに3分割ないし4分割して構成を組み立ててればよい。 第5章 実践! ケース別・1分の使い方 □ 要は火事と同じで、ミスで火がついてしまったら仕方がない。あとは初動の判断によって、「ボヤ」で収まる場合もあれば、「大火」に発展する場合もあるのだ。 □ コミュニケーション上のミスは、日常よくある話だ。自分の勘違いだけ謝罪すれば、相手も自然に「そういえばこちらの言い方も悪かった」と気づく。 □ デート中でもケーキを食べながら喧嘩をするのは難しい □ 謝罪を防止する「ミス再発防止カード」 □ 1分で教える 1)現状認識をさせる 2)上達するためのノウハウ、「トレーニングメニュー」を提示する 3)ゴールを明確に提示する □ 臨界感と当事者意識をもつこと □ 質問のポイント 1)具体的であること 2)その場にいる全員にとってプラスになること 3)質問は10秒が基本 □ 質問を書き出すことには、大きなメリットがある。「終点が見える」ということだ。 □ 質問は自分の理解の度合いを示すアピールポイントにもなる。 □ 目の前の情報をただ受け流しているだけの人と、何かを生み出そうと意識している人は大きく違う。それを、質問力ははきりと示すのである。 □ 構造化ができれば、その場にいる全員の時間を節約できるようになる。 □ 「心の似顔絵」で問題点をクリアに □ 上司から部下へ相談を □ 引き継ぎシートフォーマット 1)今すぐやらなければいけないこと 2)ふだんからやておきくこと 3)+αのおもしろ工夫 □ 一分で指示する ・企画進行中には、常に、「次は何を指示するか」を考える。 ・問題解決案を提案させる場合は、レポートにして提出させると簡潔になる。 ・段取りシートをつくって手渡す。 □ 人は自分の目の前で作成されたものに対して、心を開きやすい。 第6章 賞賛文化を根付かせよう □ マイナスをプラスに変えて評価することができれば、言われる本人も嬉しいはずだ □ 結果ではなくプロセスを褒めよ □ 誰かがしっかり見て、感謝してるんだよ □ 「○○さんがあなたのことを褒めていた」 □ 究極の励まし言葉「You can do it!」 □ 褒められたら素直に喜べ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/03/31 09:24:52 PM
コメント(0) | コメントを書く
[自己啓発] カテゴリの最新記事
|
|