欲のコントロール
宝彩有菜さんの「気楽なさとり方10のステップ」(講談社+α文庫)を読んで、ただいま実践中なのが「欲を観る」ということです。いやーな気持ちが起こったらすぐさま、「ん?これは何の欲があるのだろう?」と観察するのです。イヤな気持ちが起こるときというのは、必ず「欲」があるのです。例えば、人を傷つけてしまったかな?と思ったときに、もやーんとした気持ちになったとします。その時、自分がどんな欲があるのかチェックすると…「嫌われたくない」というのがあります。けれども、これは元欲ではないのです。欲というのは肯定形であって、「~~たくない」という否定形にはならない。なのでこの場合は「もっと好かれたい」というのが元欲と考えられます。この欲をコントロールするにはいくつかの方法があるのですが、一つが「好かれたいと思われなくてもいいや」と欲を落とすこと。好かれたいと思われてもよくなったら、好かれるためにヤキモキする必要がなくなります。もう一つが、「強制逆転法」。「好かれたい」の逆、「もっと相手を好きになる」をすればいいのです。「好かれなくてもいいや、アタシが好きならそれでいいやーーーーー!!」と思ってみるのです(イヤ、ストーカーとかにはなりませんが(笑)それと、最初に相手を傷つけたかもという自分の行動を見直してみることが基本です)。そうすると、けっこう、「まいっか^^」と思って、もやーんとした気分が晴れたりします。人から尊敬してほしいと思う場合は、自分が尊敬する。お金が惜しいと思ったら、お金をあげる。こういうふうに逆転させてみるのです。そうすると、マインドはとても素直ですから、最初は「なんで私が払わなきゃいけないの?」と思っても、だんだん、「お金をあげられるくらい自分が豊かでありがたいなぁ」と思いはじめることもできるんですね。どんなにムカッとしたことがあっても、最後に「ありがたいなぁ」と言うと、その言葉どおりに、ありがたいことを見つけ出そうとマインドは動くのです。イヤな感情が湧いたら、自分が今どんな欲を感じているのか気づいて、それをいろいろな方法でコントロールしてみる。。ゲーム感覚でやっていますが、なかなか爽快です!さすがは宝彩さん。尊敬申し上げております~~^^