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August 15, 2004
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近場の映画館で封切りとなったので、公開二日目に観にいってきました。

『誰も知らない』
  生きているのはおとなだけですか。

カンヌ受賞の話題作というだけあってか、映画館は満席。
整理券をもらって、本日最終の回になんとか観ることができました。

最優秀男優賞を受賞した柳楽くんだけがクローズアップされてますが、
彼はもちろん、他の出演者もいい味を出してて、なんというか総合的によかったです。

私は最後は涙ほろほろってかんじだったのですが、
いっしょに観た相方は、観終わって一言、「とにかく苦しかった」と。

たしかにお涙ちょうだいの感動映画ってかんじでは全然なく、
現実を淡々と描いた、ものすごく自然でリアルな作品でした。

でも私的にはオススメです。
映画に、ハリウッド的なエンターテーメント性だけを求めてる
方には合わないかもと思いますが・・・。


公式サイト

http://www.daremoshiranai.com/

予告編

http://www.cqn.co.jp/CQN_01.html


予告編に流れる谷川俊太郎の詩がまたよいです。
映画を観終わった後もまた観てしまいました。胸の奥に沁みました。


ここから下はちょいネタバレもありなのでご注意。。。






映画のモチーフとなった事件

 巣鴨子供置き去り事件
 http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/family.htm
 (上から6番目の事件です)

関連記事

 子供置き去り事件報道に関する抗議文
 http://www22.big.or.jp/~konsakai/19890810_appeal.htm

監督へのインタビュー記事

  みんな知ってる是枝裕和監督「誰も知らない」
 http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFS20040801-s-11/

なぁんかねぇ、観終わっていろいろ考えちゃいました。
この映画が、出てくる人物の誰をも、単なる「ワルモノ」としてはいないだけに、
よけい重いというかモヤモヤ感が残っちゃったのかもしれません。

でも実際、現実ってそうじゃんねぇ・・・。
そりゃ何事も善VS悪の構図で割り切れたらすっきりはするかもだけど、
どっからみても○○だけが一方的に悪い、と、そんな白黒をつけれることってほとんどないし。

・・・たいがいが、なんらかのルールによって、白黒を判断したり、愛憎によって善悪を決めたりするだけでさ。
本当のところは、割り切れない部分が多い。。。

で、気づいたのは、

私、昔だったら、少年側に自分を重ねて、そんな子どもとしての視点から映画を観ていたんじゃないかと思うんですわさ。

で、おとなは、社会は・・・なぁんて思ったりしたと思うんですけど、
今回は「おとな」としての視点から観てたなぁ・・・っていうか。

「生きてるのはおとなだけですか」って問う側ではなく、問われる側として観ていたなぁ・・・と。

映画の登場人物でいうと、
主題歌を歌っていたタテタカコさん扮するコンビニ店員の視点かな。
分かってるのにどうにもできないおとな・・・というか。

いや私は分かってすらいないのかもしれないけど。

なぁんだかねぇ。


家族が抱えている問題ってさ、たとえ血を分けた同じ兄弟、親、子どもだとしても、
ひとつ屋根の下に住んでいなければ、見えない問題っていろいろあって、・・・他人ならなおさら。

相方もポロッといってたけど、遠くに住んでる自分の家族・・弟のこととかさ。

・・・なんだかちょっと考えちゃいました。

ともすれば、生きてるのはわたしたちだけ・・・感覚になってしまいそうな自分でもあるから。

でもねぇ・・・ってとこもあり。まあなるようにしかならんのだけど。

ってわけわかりませんね。

なんだか後からいろいろ考えちゃう映画でございました。





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Last updated  August 18, 2004 05:51:16 PM
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