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2018年07月19日
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カテゴリ:牧場
ばんば牧場便りの2回目は、
帯広市在住で、競馬カメラマンの小久保巌義と、
ライターの小久保友香がお送りします。

私たちはばんえいのフリーマガジン「ポムレ」で
特集記事やコラムを担当しています。
草ばん馬が好きで、そのほかにも幅広く、
馬のいる場所を訪れることをライフワークにしています。
その経験を生かして、競馬場以外の馬たちの姿を
ご紹介できればと思います。よろしくお願いいたします。
今回は、帯広空港近くにある
ばん馬の生産・育成牧場「ばんえい牧場十勝」を訪れました。
3年前に開場し、今は約10ヘクタールに100頭ほどのばん馬がいます。
今年の能検1番時計、ジェイエース(牡2)も生産馬。
今年4月、一般見学がスタートしました。

サラブレッドも含め、生産・育成牧場が
観光牧場のように見学を受け入れるのは
かなり珍しいですよね。関連会社の会長で、
ジェイワンやニュータカラコマなどのオーナー・小森唯永さんは、
ばん馬の生産を支えたい、という思いで繁殖牝馬を導入してきました。
帯広空港から歩いても15分ほどの距離なので、
飛行機で帯広に来られた方は、競馬場に行く前に寄ることもできますね。


ログハウスが受け付け場所です。
入場券を買うと、説明を受けます。注意事項を確認。
外で靴の裏の消毒と、手洗いをしてください。
ここの牧場は入り口に設置してありますが、
どこの牧場に入るにもきれいな格好をしていくことは心がけたいです。




ログハウス横にはふれあい牧場があり、ポニーや羊、ヤギ、ブタなどがいますが、
またあとで寄ることにしましょう。まず、放牧地へ。
以前はサラブレッドの育成牧場でした。
その面影を残すだ円形のコースを歩いて見学します。
コースの中と、道路沿いにある放牧地には、
今は繁殖牝馬と1歳馬がいます。
1歳は、昨年生まれたばかりなのにこんなに大きいのか!
と、ばん馬の大きさを感じられるでしょう。


ここには繁殖牝馬が30頭ほどいます。
その中にはクインC2着のヒマワリカツヒメや、


クインC勝ち馬フェアリードール、


ばんえい大賞典勝ち馬のコウシュハクィーン、
その妹で十勝産駒特別を勝ったメムロコマチ、


カネサブラックの妹カネサローズなどがいます。


性格はみんな温厚とのことですが、
成績を残した馬はちょっと性格がきついところもあるとか。
少し前までボス的存在だったヒマワリカツヒメは、
今はボスの座をコウシュハクィーンに明け渡しているそうです。


柵沿いに見学します。
暖かい日は親子で寝ていることもあって、癒やされます。
小森健司取締役も「仔馬を見て」とのこと。
懐っこい馬が多く、近くに寄ってきますが
気を付けてほしいのが電気牧柵。
黄色いロープには電気が通っているので、
触らないよう気を付けましょう。
痛いですし、大きな事故につながる可能性があります。
ばん馬の繁殖牝馬の多くは、夏になると共同牧野といわれる放牧地に馬を移動させます。
広い場所に放ち、心身を自然に近い状態に戻してやることが目的。
ばんえい牧場十勝も同じで、6月から少しずつ、
市内の放牧地に馬が移動しているので、
夏は見学できる繁殖牝馬が少なくなります。
取材日も、コウシュハクィーンが移動したあとでした。
ただ、子つきの牝馬は牧場に残すとのことなので、夏でも仔馬は見られます。
放牧された馬は11月ころに牧場に帰ってきますよ。


北側の厩舎も見学可能です。ここには2頭の種牡馬がいます。
1頭は、昨年フランスからやってきた純ペルシュロンの青毛、ファルコ(3歳)。


もう1頭は昨年引退、種牡馬入りした鹿毛のミタコトナイ。
こんな大きい馬、見たことない!というくらい、大きくて迫力があります。
今年生まれた初仔も大きい仔ばかりでした。


平日は、コースでそりを引いた運動を見られるかもそれません。
今は午前11時ころで、暑い日は時間を早めたり、中止することもあるそうです。
今は種牡馬と1歳数頭のみで、1歳は11月ころから運動を始めるという話でした。
さて、ログハウスに戻ってきました。ログハウスとふれあい牧場は無料です。
ここではニュータカラコマの優勝レイが飾られ、重賞レースが放映されています。


牧場の手伝いをしている画家・上林喜美子さんの絵が飾られ、ポストカードも販売中。
馬グッズもかわいいキーホルダーがあります。



この中では豚丼やカレー、ソフトクリームなどが提供されています。
帯広名物は豚丼ですが、私たちが行くと必ず食べるのが「羊カレー(辛口)」。
関連会社で生産している羊肉をふんだんに使っており、
大きくて柔らかい肉がゴロゴロ!ジンギスカン好きの人はぜひ食べてほしいです。
野菜カレーも具だくさん。最近海鮮カレーも登場しました。


ソフトクリームはコーン部分がラングドシャの「クレミア」と、
ヨーグルトソフトクリームがあります。



ふれあい牧場にはポニーや羊、ヤギ、ブタがいて、なかなか個性豊かですよ。






みんな人懐っこいので、ニンジンを買ってあげてください!


秋ころには馬車もスタートする予定だそうです。

 ばんえい牧場十勝 帯広市泉町西9線10-3
 電話0155・64・5735(レストランは63・7003)
 午前10時~午後4時
 入園料は中学生以上700円、小学生200円 オートカート2人乗り1000円
 ホームページ http://baneibokujo.jp/





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最終更新日  2018年07月19日 18時24分29秒



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