カテゴリ:旅
宿題は「おもてなし」というテーマでのショート・スピーチ。
他にも話す人がいるので内容にはオリジナリティーが必要。 1週間ほど考えた後、昔の旅の思い出話に決めました。 父が早くに亡くなったのでその分苦労した母をねぎらい、 1993年にロンドン観光にお連れしました、ただし最初で最後(笑) 当時はべるにーにも羽振りが良かったのだ・・・・・ 「ブラウンズ・ホテル」という宿に宿泊した。 1837年創業、詩人バイロンの執事の屋敷を改装したホテル。 グラハム・ベル、アガサ・クリスティーやエチオピアの皇帝も泊まったらしい。 とても古く客室は100室ほど。場所はメイフェアー、 オールド・ボンド・ストリートの1本西の細い道に面し、セント・ジェイムズも近い。 チェックインは小さなテーブル、座って台帳にサインする昔のスタイル。 内装、椅子、机、カウンター、木製のエレベーター! 部屋の箪笥も木。調度品や内装は全てが骨董品みたいだった。 驚いたのは男性スタッフが全員モーニング・コートを着用。 宿泊してさらに驚いた。 スタッフが私たちを「○○サン」と読んでくれる!!! 常連のよう、冷静なふりをして感動(笑) 最後に。朝食をいただくレストランでは老給仕がサーブしてくれた。 ゆで卵をお願いしたら、その爺さんに"How many minuites, sir?"と聞かれた(汗) 紳士は卵の茹で時間までこだわるの?誰か教えて~ やたら媚びるより、プライドのあるサービスが面白かった、 これがクラシックホテル、大英帝国式の「おもてなし」なのでしょうか。 べるにーにもお客様の名前をすぐに覚えなければいけません。 今の“バイロンズ・ティー・ルーム” 当時は地味だった、 器は野暮ったい花柄のウェッジ・ウッドでそれが良かった(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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