カテゴリ:音楽
2011年の「エジプトの民主化革命」のポスターです。
ここにある言葉はボブ・マーリー&ウェイラーズの曲、 "Get Up, Stand Up"とその曲のなかでリフレインする歌詞。 音楽って理屈ぬきに楽しめばいいと思うんです、しかしウェイラーズの “強烈な”音楽のように何年も経た後に革命のスローガンになってしまうモノもある。 べるは1979年ウェイラーズのコンサートに出かけました。 そのときのチケットがこちら、大切にしまってあった宝物です(^_^)v このツアーがボブの最初で最後の日本公演でした。 なぜならこの2年後の1981年、彼は脳腫瘍で急死してしまったから。 高校時代のべる、もちろんパンクロックも聴いていたけれど ウェイラーズのサウンドに・・・全く違うぞ? ゆったりしたリズム? なんだこれは? そして曲のメッセージを知ればパンク以上に政治的だったりする・・・・・ 静かでも力強いエネルギーがそこには存在していた。 ジャメイカンの多くは、奴隷として売られたアフリカ大陸の人々がルーツ。 ジャー(神、ヤハウェやアッラーと同じ意味)への大きな愛を唄う。 エチオピア帝国最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世をジャーの化身、 もしくはジャー自身だと解釈する“ラスタファリアニズム”が彼らの音楽の根底にある。 アフリカ系じゃないべるが“ラスタマン”になれるわけはありません(笑) でもまったく知らなかったエチオピアのことや、西インド諸島、 アジア、他のアフリカ、全世界?における英国の蛮行について教えられた。 たぶん今でも植民地だったアジアやアフリカには過剰な被害者意識ともいえる ネガティブなエネルギーであふれている、日本に対する中国や韓国の思いも同じか。 でも、それをポジティブな運動に転化していかなければ平和な社会は訪れない。 そんなな思いが英国人との混血の彼にはあったはずだ。 今でも時代を超えて愛され続け、アラブ・アフリカ民主化運動の スローガンになってしまうウェイラーズの音楽、そのエネルギー。 もしも彼が生きていたら・・・どう感じ、何て唱えるのでしょうか。 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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