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カテゴリ:産婦人科医療
まあ、今さらグチる気は無いですが、サービス業にはGWは関係ないですなー
5月3日と6日だけが休みの予定だったけど、結局今日は2件の臨時帝王切開に呼ばれてしまいました。 それで手術を行いながら思っていたのですが、この春から帝王切開の手術料が221600円から20200円に引き下げられています。医療の値段は国によって一義的に決められてしまうので、我々にはどうすることもできません。 休日に臨時で帝王切開するには、医師2人、看護師2〜3人を招集する必要があります。さらには当然手術器具、シーツ類、等々多くの材料費がかかります。これらは4月からの消費税upで全て値上がりしているのです。にもかかわらず9.1%の料金引き下げを強いられているというのは本当におかしな話しです。これによって分娩の取り扱いをやめる医院や病院がまた増えるでしょう。 あー、ほんま我々の苦労も軽く見られたもんや(`ヘ´) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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今晩は。
消費税が増税されて、診療報酬が値下げになったのでは、医療保険を使う医療の継続はますます難しくなってしまいます。 混合医療も認める方向で現政権は考えているようで、50年以上続いてきた皆保険制度が今後存続できるか厳しくなってしまいますね。 (2014.05.03 19:07:40)
アメキヨさん
お久しぶりです。 今後更に高齢化が進むと、皆保険制度はパンクせざるを得ないでしょうね。しわ寄せを医療機関にもってくるような今の政策では根本的解決にはなりません。 北欧のように高税率にして国が面倒見るのか、アメリカのように自己責任の社会にするのか?いずれ決断を迫られるようになるでしょう。個人的な考えとしては、裕福な高齢者に対してある程度自己負担額を増やしていくことが必要だと思います。それと胃瘻のような単なる延命的治療はさっさとやめていくべきだと思います。 (2014.05.04 18:51:02) |