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2023年12月04日
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テーマ:ニュース(99369)
カテゴリ:ニュース
市民生活の安全のために犯罪を未然に防止する役目を担う警察が、本来の使命を果たしているのかどうか、毎日新聞専門編集委員の伊藤智永氏は11月18日の同紙に、次のように書いている;


 街頭遊説中の安倍晋三首相に「アベやめろ」と叫んだ男性が、警察官たちに力ずくで聴衆から離れた場所へ連れ出され、過剰警備じゃないかとニュースになったことがある。2019年参院選の、現場は札幌市。近くで女性も1人、同じ目に遭った。

 あれは何だったんだろうと気になっていた。というのは、2人は「表現の自由の侵害で違法警備だった」と裁判に訴え、22年3月に札幌地裁で認められた。ところが直後の7月に安倍氏が殺害され、右派メディアやネットが「警察が萎縮し警備が手薄になったせいだ」と判決批判を姶めたからだ。

 今年4月、岸田文雄首相襲撃事件が起き、批判は勢いづく。6月の控訴審判決で札幌高裁は、女性への警備は自由の侵害だったが、男性への警備は適法だったと訴えを退けた。まさか。

 北海道放送(HBC)が4年も追跡取材を続け、知られざる「排除」の実態を掘り下げていた。テレビ放映できなかった映像も加えた映画「ヤジと民主主義 劇場拡大版」が12月に公開される。メディア向けの試写を見た。

 男性は「言葉を届ける方法が他になかった」と語る。女性は目の前の光景に義憤を感じ「増税反対」と声を上げた。同じ日、市内各所で何人もの市民が同じように発声を制止されたという。年金不安を「ですます調」で訴える新聞紙大の厚紙を用意し、黙って掲げようとした年配女性たちも、警官につきまとわれ、できなかった。

 警察は何がしたいのか。思い出すのは17年の東京都議選である。安倍氏が秋葉原で「アベやめろ」のヤジと横断幕の一群に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と声を張り上げた一件だ。

 12~19年の7年間も首相秘書官だった大石吉彦氏は、19年参院選時の警視庁警備局長。組織的な指示か忖度があったのだろうか。開示された公文書が黒塗りのため真相は分からない。大石氏が、安倍氏襲撃時にSPを派遣していた警視総監だったのも因縁めく。

 重大な危害を企てる者は、分かりやすく声を上げたり標語を掲げたりなどしない。教室では先生の話を黙って聞けといわんばかりの会場整理に人手を割きすぎて、肝心の見えない悪意を阻止できない警備・公安とは何だろう。

 安倍氏襲撃犯はネットに膨大な書き込みをしていた。警察はテロ防止目的でネット上の治安情勢を常に監視・分析している。何を見ていたのか。元警察庁長官の一人に尋ねたら「イスラム過激派ばかり警戒していて全く気づかなかった」のだそうだ。
(専門編集委員)


2023年11月18日 毎日新聞朝刊 13版 2ページ 「土記-ヤジと民主主義」から引用

 警察が首相の街頭演説にヤジを飛ばした市民を実力で排除して裁判で敗訴した事件が元で、次の首相の街頭演説の警備が手薄になったというのは、根も葉もない右翼の「言い掛かり」に過ぎない。首相秘書官だった大石吉彦を、安倍晋三がそれまでの警察官僚のルールを無視して情実人事で警視総監にしたのだから、大石本人は張り切ったかも知れないが、首相の恩に報いるためには「演説会場でのヤジは許すな」というような指示を出していた可能性は否定できない。一事が万事トップがその調子では、本来の治安維持目的のネット上の「治安情勢 監視・分析」が疎かになった可能性は大いにあり得るし、安倍氏が奈良で街頭演説をすることにしたのは、突然の予定変更であったために、奈良県警が十分な体制構築の時間がなかったという事情もあった。結局、安倍氏のデタラメな「人事介入」が自らの「悲劇」を招いたものではないかと私は思います。





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最終更新日  2023年12月04日 01時00分08秒
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