話題となってから久しい。おおげさだがついに読んだ。
私の中では、「太郎物語」「魚河岸ものがたり」「海辺の小さな町」「永遠の1/2」と続いて、次はなんとなく「ノルウェイの森」かなという思いだったから。
男の子の側から見た青春の輝き、悩み。
うーん、なるほどこれは若い人の心を捉えるだろうなーと思った。
過ぎ去ってしまったものを惜しむことが出来るのは若いからで。
時間が永遠に続くと思える時期があるのだ。
以下脈絡もなく感じたことを書いておく。
(「ノルウェイの森」が悪いのではない、読了した時にイラクでの人質事件が起り、私の頭が渦を巻いているので)
物事を深刻に考えないようにしているのに傷ついてしまう。
なんと無駄な。
もっと理論的なことで頭を悩ませないのだろうか?
これはワタナベ君の個性なので言うのは矛盾だ。
なぜいつも3人のシチュエーションから恋愛を始めるのだろうワタナベ君は?
あるいはなぜか恋人のいる人が好きになる。
村上春樹氏は女性を理想化しすぎてないか。(他作品を読むこと)
いよいよ「魔の山」は読まねばならん。
最後にああこれこそは恋愛小説なのだと。
なるほど、そのかもす雰囲気はある。
「グレート・ギャツビー」「八月の光」が出てくるが、その雰囲気を好むということでは私は了解する。ようやくわかる。
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