テーマ:本のある暮らし(3215)
カテゴリ:本の話題
なんといってもミステリの女王、知らない人はいない。
でも私はうとくて、遅くて30代半ばに読み始めた。 創元社の『ゴルフ場の殺人』ポワロもの。 友人が捨てるから読んでみたらと、いろんな種類のミステリの本をくれた中のひとつ。 クリスティのほかに エラリイ・クイーン『Yの悲劇』 デイクスン・カーター『帽子収集狂事件』 カーター・ディクスン『白い僧院の殺人』 F.W.クロフツ『フレンチ警部の多忙な休暇』 デイック・フランシス『本命』 が入っていたから、今から考えると入門書が網羅されているのだ。 持つべきは友、有難いなー。(どうしてるかな、電話してみよう!) 『ゴルフ場の殺人』おもしろかった。 シャーロック・ホームズしか読んでいなかったので、ポワロのキャラクターが新鮮。 またまた別の友人にその話をしたら、(どうしてるかな、電話してみよう!笑) そのころ話題になっていた『カーテン』と『スリーピングマダー』を貸してくれる。 つまり、金庫に保管されていて、 クリスティが亡き(1976年?)後に世に出して欲しいという遺言つきのもの。 『カーテン』は亡くなる1年まえに出版されたが、『スリーピングマダー』は遺言どおり。 要するに膨大なクリスティ作品の最終から、会ってしまったというわけ。 『スリーピングマダー』のミス・マープルが好感度、はまってしまった。 さっそくマープルもの全作品読んだよ。14冊くらいあるかな。 ポワロもので好きなのは 『ゴルフ場の殺人』 『カーテン』 『オリエント急行の殺人事件』 『青列車の秘密』 『スタイルズ荘の怪事件』 『ABC殺人事件』 『アクロイド殺し』 その他では 『茶色の服の男』 『そして誰もいなくなった』 皆様の評価と違っていないと思う。 トミーとタペンスものも、時の流れがたどれておもしろい。 メアリ・ウエストマコット名義の 『春にして君を離れ』 はミステリではないけれどなんともいえない情緒があって、一番好きかも知れない。 一度書いたがこのブログを始めたため、他の本を読むのに忙しく、 クリスティ全作品踏破は止まっている。 あと30冊ほど残っているのよ(脚本は除いて) しばらくぶりで読んだ『死との約束』の感想 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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