カテゴリ:読書感想
輝かしくもミステリとして最初の「江戸川乱歩賞」受賞作品だったそうだ。実際は第3回(1957年)なのだが。
江戸川乱歩賞(えどがわらんぽしょう、通称「乱歩賞」)は、1954年、江戸川乱歩の寄付を基金として、日本探偵作家クラブ(現在は日本推理作家協会)により、探偵小説を奨励するために制定された文学の賞。第3回以降は、長編小説を公募し、優秀作品に与えられる事になった。現在では、推理作家への登竜門として知られている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 女流ということ、病床にありお体が不自由ということ、独学ということなどで、当時、かなりセンセーショナルな登場。だからお名前と題名は当時からよく知っていたのだが、得てしてそういうのは読みもらしているのが私。念願を果たした気分である。 ウィキペディアにある受賞作一覧【第1回(1955年)~第52回(2006年)】をつらつら見るに、第39回(1993年)の 桐野夏生(『顔に降りかかる雨』) しか読んでいない。やはりマニアではないことがわかる。現在ブログなどで感想を見かける作家、作品がちらほらあり興味が湧くが。 肝心の感想だが、今となっては(こんなにミステリが多様化している時代)題材が平凡、ストーリー展開もほほえましい、とあまり芳しからず。当時に読んだら面白かったかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月02日 15時42分57秒
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