カテゴリ:読書メモ
いくつになってもロマンチックな物語にめがないのです。教えていただいて早速読みました。
『ジェーン・エア』に似てるかなとも思いますが、なかなか読めます。 知らなかったです、このヴィクトリア・ホルトというイギリスの作家、ゴシックロマンの女王と言われていてペンネームをいくつか変えて、ものすごい数の作品を売り上げた凄腕とか。 舞台がイギリスの景勝地コーンウォールは海を見晴らす高台のメリン館です。やはりゴシックロマンの舞台はイギリスでなくってはね。 『琥珀色の瞳の家庭教師』というタイトルがちょっと不満です。「マグノリアロマン」という文庫シリーズに合わせているのでしょう。内容からすれば、昔の『メリン屋敷の怪』の方がまだあってます。でも怪と言うには現実的で不思議は感じません。「メリン館の女主人は誰」というようなストーリーですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書メモ] カテゴリの最新記事
さっそく読んでいただいたのですね。
なぜか家に何冊か「リーダースダイジェスト」の本が数冊あって、そのうちの一つに「メリン屋敷の怪」で収録されていました。あまり細部は覚えていないのですが、孤独な主人公、気難しい家政婦、古い屋敷に秘められた謎といったのがゴシックロマンの定石でこれもそれを踏まえていますね。謎は屋敷の主人の先妻の死にまつわる謎と主人公を狙う何者かの正体…といったところでしょうか。不幸だった少女が最後は幸福になるという結末にほっとしたのを覚えています。 (2020年10月04日 21時04分41秒)
七詩さんへ
そうです、情報をありがとうございました。 ちょっとしたきっかけで興味が広がりますね。 検索すると『メリン屋敷の怪』の感想も『琥珀色の瞳の家庭教師』への比較感想もありまして、この方のミステリーブログが気になりだしてますよ。 ところで『メリン屋敷の怪』は「リーダースダイジェスト」だったのですか! 懐かしいですね、昔家にも十数冊ありましたよ、父の世代でですね~(笑) (2020年10月05日 10時08分01秒) |
|