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やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

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2021年06月06日
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カテゴリ:読書メモ
「面白くて怖くて夢中に読める」
と自家薬籠中の物にしていたクラーク本の第二弾。
わたしがハマった最初のクラークの作品でありまして30年ぶりに再読す

もちろん細かいところは忘れていましたから
「面白く、怖く、夢中で読みました」

しかし、しかしです
あれれ、偶然が重なりすぎなんじゃない?
そうです
ご近所に住んでいて知り合いの人が、
元弁護士で隠居仕事に昔のナンシー・ハーモン事件を調べていたとか
ナンシーの亡くなった母の友人が精神科医で事件に乗り出すとか
都合よすぎますよ。
と、これって二度目に読む余裕なんでしょうね。

で、余裕の夢中読書でも、やっぱりその深層の闇は考えさせられました
ヒロインのナンシーが知らず知らずのうちにはまってしまう異常の夫婦関係。

今ならこのような独特な心理解明のスピーディーな展開の本は
たくさんありますけども、
30年くらい前(初版1975年)の時代には少なかったから
いえ、はしりだったように思いますから、印象深かったわけです。

しかし、もう古典なのかも
私の持っているのは新潮社の文庫初版本(1980年発行)
いまのところ、その文庫しか古本市場にはありません。





カバー裏にバーコードがありません、新中古書店ではもう引き取ってくれませんよ
もちろん個人通販すればいいのですね、しませんけど 笑





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最終更新日  2021年06月06日 10時01分01秒
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Re:『子供たちはどこにいる』メアリー・H・クラーク(06/06)   alex99 さん
ミステリー、推理小説って
「騙しの文学」ですね(笑)

作家側は、いろんな餌を巻いて
我々を、間違った道筋に誘導する
ストーリーが進むにつれて
我々は間違った道であることにきずき
もとの地点にもどって、また、他の道を模索する

ご都合主義の、アンフェアな「偶然」は、不愉快ですね(笑)
ミステリーに於いては
作家側がどの程度までフェアか?が問われる側面もある


(2021年06月06日 11時08分24秒)

Re[1]:『子供たちはどこにいる』メアリー・H・クラーク(06/06)   ばあチャル さん
alex99さんへ

この本はすぐに犯人がわかる仕掛けですから
サスペンスに乗っていればいいんですが
下手なミステリー読む時間が惜しいっていう年かなと

推理するならこの世の中の本当の姿を垣間見たいですね
それも、もう見るだけでいいですね
変えようったって、それはそれは強力なエネルギーがいります
もう出ません 笑
(2021年06月06日 12時46分15秒)

Re[2]:『子供たちはどこにいる』メアリー・H・クラーク(06/06)   alex99 さん
ばあチャルさんへ

あと、登場人物像ですね

日本の量産ミステリー作家の作品では

登場人物が安手で
フラットなステロタイプの
しかも軽薄な人物が多いような(笑)
日本のバブル期などが舞台ですから
そういう人物しかいない(笑)


その点、欧米の古典的なミステリーでは
ストーリーもさりながら
主要人物が、まるでスフィンクスのような
重厚で謎の多い深い人物である事が多い
階級社会である事や富貴のレベルが日本と段違いだし
歴史が人間社会に刻む皴の深さが違うような



そういえば、日本でも横溝正史さんのものなどは
因習の(笑)地方の素封家の家族が舞台
人物における謎がたっぷり
特に映画になると背筋が寒くなったり(笑)
楽しめます
(2021年06月06日 23時21分31秒)

Re[3]:『子供たちはどこにいる』メアリー・H・クラーク(06/06)   ばあチャル さん
alex99さんへ

探偵物、謎解き、推理、サスペンス
ミステリアスな物語、いわゆるゴシックロマン
などなどひっくるめて、ミステリー
イギリス(アメリカ)が本場ですけどね

日本でも小説文学の歩みと共に、というか影のように
研究執筆されてきていて

江戸川乱歩、横溝正史は王道ですけど

日影丈吉
木々佐高太郎
などを知るようになるとなかなか興味深かったですよ

おっしゃるように
横溝さんの物語は大げさに言えば日本民族の深い闇を抉り出しています
あまりにもおどろおどろしいので「うそ」みたいですけど 笑
(2021年06月07日 09時48分57秒)

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