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ぼたんの花

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2007/08/23
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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:戦争反対 2
本当に不愉快な映画だった。

10年くらい前にこの映画が制作され観たとしたら

私の感想も違っていたかもしれない。



映画とは、監督自身の思い入れで作るのだから

こういう映画もあるこことは よく解る。

しかし、今、米国のアフガン・イラク侵攻がある現在。



日系アメリカ人二世としてニューヨークに生まれたリサ・モリモト

彼女の叔父が、元特攻であった。

小さい時に会っただけ、亡くなってしまった叔父の過去を調べるために

元特攻の人たちの話を聴きにいく。

生き残りの特攻の人たちの言葉は、素直な本心だろう。


戦後、自分が特攻であった、ということは話さないで過ごしてきたこと

死にたくなかった こと

そして大学で学んでいれば、圧倒的な軍備の違いで

日本は負けるだろう、ということも最初からわかる。



これは取材という形のドキュメンタリー映画である。



自分の身内、特攻でも身近な人々へのインタビュー





米軍駆逐艦ドレックスラー号の生存者たちと

日本の特攻、四人へのインタビュー



戦争をしては、地球はもたない

戦争は決して してはいけない



と言ったのは 日本の特攻生き残りの人だけですか?

私が聞き逃しましたかね。

非常に物足りない 非常に薄い内容の映画でした。

こういう映画を日系二世の方が作られる、


これが、日系の方でないのなら差し引いて観ますが

日系二世、それもご親戚が日本にたくさんいらして

こういう映画を作られると とても不快です。



ま、日本国籍の日本在住の方の映画でも

真実を見ていない映画をたくさん製作してますから

文句も言えないですが。



鈴木敏夫さん【スタジオジブリ プロデューサー】
特攻と聞いて、今さらながらと思ったが、映画を見て驚いた。これまで、いろんな特攻の“生き残り”を見てきたが、こんなジジイには初めて会った。ふたりで出撃したけど、途中で飛行機がだめになったので、「帰ろう、帰ろう」と相棒と話し合って、からくも生還し、戦後を生き抜いた男。よくぞ、現代に、こういうジジイを見つけたものだと、この映画のスタッフの努力と献身に頭が下がった。



私も そんなところです。

私も別に特攻を美化していませんし

出演された方だけでなく あの戦争で亡くなった人の本心も

このような気持ちであった人も多いでしょう。




しかし、、、ですね

「広島、長崎の人には悪いが原爆が落とされて正直ほっとしたよ」

という言葉、かなり問題ですが一人の兵隊の正直な気持ちなのか?




私の家の近所のお菓子屋さんのご隠居さんも

占領軍が来てほっとした、これで戦争へ行かなくてすむ、と言っていました。

戦中派、子供だった人が当時を振り返り、

大人たちが一夜にして変わった、

大人たちの変わり身の早さに戸惑った

と言っていますが、一夜にして変わったのではなく

内心は、戦争に行くのは嫌だったということ。


それを堂々と言えるようになったことが

オトナたちも嬉しかったからでしょう。



が、一生懸命勉強して海軍に入った人、いくら少年だったとは言え



天皇陛下に全ての責任があるようなこのストーリー

「広島、長崎の人には悪いが原爆が落とされて正直ほっとしたよ」

ちょっとおかしくありませんか?


こんな映画に仕上がっていることは、ご出演者の方は

ご存知なのでしょうか? 



日系二世のこの監督さんと9.11についてぜひ話したいです。

しかし不愉快な映画でした。

http://www.nodu-hiroshima.org/content/view/101/82/







昨日から遅い夏休みをとっています。

平日にフラフラと出かけて映画を観る。。。


労働者の当然の権利、有給休暇でも

数年前の私ならちょっと後ろめたく思ってしまうところですが

全然、そんなことも感じずに映画を観に行きました。


三本観るつもりでしたが、二本続けて戦争関連の映画を観たら


家に帰りたくなりました。




今日は、「特攻」「陸に上った軍艦」を観ました。

明日は、「夕凪の丘 桜の国」を観る予定です。



「陸に上った軍艦」この映画は新藤兼人監督が

どうしても死ぬ前に語っておきたい 

というような気迫が感じられました。


あの戦争がどういう戦争だったか、という観点からではなく

あの戦争の時、日本軍の兵士は、どうであったか

格好をつけず、実態を描いています。

戦地へ行った経験の無いウヨクさんたちが

勝手に美しく描く戦争映画ではありません。




真実、実態、を描いた本当の戦争映画だと私は思います。

http://www.oka-gun.com/






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Last updated  2007/08/23 10:08:11 PM
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